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【浦和】インテル戦、勝機あり! クラブW杯 南米勢の野心から原口元気が得るヒント「僕らのような“やってやろう”というクラブとの差はある」

インテル戦へ抱負を語った浦和の原口元気。(C)SAKANOWA

ボタフォゴはCL王者パリSGに、CRフラメンゴはチェルシーに勝利。

[クラブW杯 GS  E組 第2戦] 浦和 – インテル/2025年6月22日4:00(現地21日12:00)/ルーメン・フィールド(シアトル)

 J1リーグ 浦和レッズのロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表MF原口元気が現地6月20日、翌日のアメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)グループステージ(GS)Eグループ第2戦、イタリア・セリエAのインテル・ミラノ戦に向けて抱負を語った。

 第1戦はリーベル・プレートに1-3で敗れた浦和は、最低でも1ポイントを狙うという。前日にはブラジル・セリエA(1部)のボタフォゴFRがUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)王者パリ・サンジェルマンに、またフラメンゴFRはチェルシーFCに勝利を収めるなど、今大会は南米勢の健闘が光っている。

 そういった南米勢の欧州勢との戦いぶりから得るヒントはあるか? その問いに、このクラブW杯ほとんどの試合を見ているという原口は「めちゃくちゃありますね」と頷いた。

「モチベーションの部分なのか分かりませんが、フィジカル的な部分とメンタル的な部分で、南米勢や僕らのような『やってやろう』というクラブと、シーズンを終えたばかりのヨーロッパのクラブとの差は少しあるのかなと感じます。その隙に入り込んで行けるように。それはあると思います」

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝まで戦い準優勝に終わったインテルは現在主力6人が負傷していて、最大7人が欠場する可能性がある。しかもセリエAも同様に、土壇場でタイトルを逃している。

「インテルは特に残念な終わり方をしていて、監督も交代しているので(シモーネ・インザーギ前監督 → クリスティアン・キヴ監督)、つけ入る隙はあると思います。そこら辺、したたかに行きたいです」

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督はこの試合、「これまで行ってこなかったことをする」と秘策を準備しているとも明かしている。

3バック採用、それとも!?>>【浦和】クラブW杯インテル戦、スコルジャ監督が“秘策”を用意「リーグ戦でやってこなかったことをする」

 浦和が打倒インテルへ、したたかに挑む。

Posted by 塚越始