「勝利はできなかったけど」リージョ初陣、イニエスタが”前向き”なメッセージ
ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタ。(C)SAKANOWA
3試合ぶりのリーグ戦復帰、勝点1に終わったものの好感触。
ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタが10月7日、リーグ3試合ぶりに復帰した前日のV・ファーレン長崎戦(△1-1)を受けて、自身のSNSのツイッターとインスタグラムを更新(アカウントは @andresiniesta8)。フアン・マヌエル・リージョ新体制がスタートし、”前向き”なメッセージをファンに向けて発信した。
イニエスタはスペイン語と英語で次のようなメッセージをアップした。
「勝つこと(勝点3獲得)はできなかったけれど、この道をともに進んでいくことが大切だ。アメイジングなファンのみんな!」
そのように神戸のファンとサポーターへ、リージョ監督の示す「道」を信じて、ともに進んでいくことを呼び掛けている。
この長崎戦で、神戸はリーグ戦の連敗を5でストップさせた。とはいえ、6試合勝ち星なし。11位まで順位を下げてしまい、ひとまずJ1残留確定が当面の目標になってきた。ただし、一方でその先、リージョ監督のもと、神戸のスタイルを確立していく作業も進めていく必要がある。
イニエスタはそのあたりを考え、「結果」ももちろんだ大事だが、そこのみにこだわるのではなく一つになって「道」を進んでいくことを呼び掛けているようだ。
リージョ監督が正式に就任。戦い方に加え、選手起用にもさまざまな変化が見られた。そのなかで掴んだポジティブな勝点1――。神戸の新たな戦いが始まった。
文:サカノワ編集グループ