【浦和】FC東京に逆転負け、松尾佑介「スペースにアタックすることを監督はいつも言っていますが…」「クラブW杯から同じような失点がずっと続いている」
松尾佑介。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI
チームに勢いを与えるゴールを奪えず。
[J1 24節] FC東京 3–2 浦和/2025年7月19日19:00/味の素スタジアム
J1リーグ24節、アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)明けリスタート初戦となった浦和レッズだが、安居海渡と渡邊凌磨がゴールを決めたものの、FC東京に2-3の逆転負けを喫した。
この日、2-1とリードした62分から交代出場した松尾佑介だが、なかなか流れに乗れず。そこからチームは2失点を喫して、敗れてしまった。
「なかなか難しいゲームになってしまったと思います」
クラブW杯のリーベル・プレート戦でゴールを決めていたアタッカーは試合後、「スペースを突いていきたかったですが、押し込まれてしまい、相手に僕たちのやりたかったことをやられてしまったと思います」と悔やんだ。
また後半はなかなかスペースを効果的に突けなかった。
「僕たちはポジションを取るのが遅かったり、フリーになっているのに探せなかったり、チョイスを間違えてしまうシーンが多かったです。ビルドアップの最初でチョイスを間違えて捕まってしまうことも何度かあり、全体的にポジショニングがおかしかったかなと思いました」
何よりそれぞれの位置取りを意識しすぎるあまり、「足元、足元になってしまって……。スペースにアタックすることを監督はいつも言っていますが、なかなか上手くいっていないです」と、相手をひっくり返して試合を動かすシーンが限られたことを課題に挙げた。
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クラブW杯の時のように勢いを与える一発が期待される松尾だが、「クラブワールドカップから同じような失点がずっと続いています。そこは改善できると思います。さらにいい質のところを見せたいです。こういう時は切り替えることが大切なので、すぐ次へ向かっていきたいです」と前を向こうとしていた。