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【札幌1-0鳥栖】岩政監督「二人が執念を見せてくれた」新旧キャプテンに感謝。好調な鳥栖に勝利し、PO圏まで勝点5差

岩政大樹監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

次節は長崎とアウェーゲーム。サガンは3連勝でストップ。

[J2 24節]札幌 1-0 鳥栖/2025年8月2日14:04/大和ハウス プレミストドーム

 J2リーグ24節、北海道コンサドーレ札幌が荒野拓馬のゴールで、サガン鳥栖に1-0の勝利を収めた。

 両チームともに選手を入れ替えた77分、劣勢を強いられた札幌だったが、相手GKのキャッチミスを見逃さず。こぼれたボールを詰めていた荒野が豪快に突き刺して、これが決勝点になった。

 札幌の岩政大樹監督は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「今年何度目かですが、サポーターの皆さんのお陰で勝てました。感謝しています」とホームの後押しが勝利をもたらしてくれたと礼を述べた。そのうえで、「ケガをしながら戦ってくれたキャプテンと、去年までのキャプテン、この二人が執念を見せてくれました」と高嶺朋樹、荒野拓馬の新旧の主将の健闘をたたえた。

 互いに固いゲームとなり、ハーフタイムには「いくつかの修正」を加えたという。そして鳥栖がシステを変更して変化を加えてきたなか、「対応に少し追われ流れを持っていかれていたところ、冷静に対応したかったので……あまりゴールは見れていなかったです」ということだ。最近黒星を喫した相手は、ジュビロ磐田が2試合、そしてあと1試合がアウェーの鳥栖だっただけに、「試されているよ、という話をしてきて、そこをよく乗り切ってくれたと思います」と、選手たちを称賛した。

 8月は白星スタートに。3連勝でストップしたプレーオフ圏の暫定6位のサガン鳥栖とは5ポイント差となった。

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 札幌の指揮官は「やることもたくさん見つかったので、そこに頭がもう行っています。明日トレーニングマッチがあり、よりよいゲームをして、1週間後、長崎に勝ちたいと思います」と、続く上位対決――次週のアウェーでのV・ファーレン長崎戦へ意欲を燃やしていた。