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【RB大宮】リバプールのスカウトなど担当したスチュアート・ウェバー氏が「ヘッド・オブ・スポーツ」に就任

RB大宮アルディージャのエンブレム。(C)SAKANOWA

原博実氏は社長職専任に。「現代的なサッカーモデルを構築するというクラブの野心を反映」

 J2リーグのRB大宮アルディージャは9月22日、スチュアート・ウェバー氏(Stuart Webber)がヘッド・オブ・スポーツ(Head of Sports)に就任すると発表した。

 元ノリッジ・シティFCのスポーツディレクターなどを担ってきたウェバー氏が今後、トップチームの運営、選手獲得、パフォーマンス分析、ユース育成を含むスポーツ部門の全てを統括する。

 ウェバー氏がテクニカルスタッフや経営陣と連携し、スポーツ面のフィロソフィ策定と実行を担う。すでに来日しており、9月23日のトレーニングからチームに合流する。

 1984年4月16日生まれ、41歳。リバプールFCのスカウトやリクルート責任者(Director of Recruitment)、2012年8月〜2013年1月 クイーンズ・パーク・レンジャーズFCやウルブスのスカウト責任者などを歴任している。

 UEFA公認プロ指導者ライセンスも所持している。ノリッジ・シティでは、EFLチャンピオンシップ優勝、2度のプレミアリーグ昇格に貢献している。

 ウェバー氏は次のようにコメントしている。

「非常に野心的なプロジェクトの一員となれるユニークな機会であり、エキサイティングな挑戦だと感じています。RB大宮アルディージャには、日本サッカー界のリーダーになるための必要な全ての要素が揃っていますし、このクラブのスポーツ部門の未来を前に進めるための手助けができることを楽しみにしています」

 原博実社長は次のように語り、今後は代表職に専念する。

「ウェバー氏は、明確なビジョン、豊富な経験を持ち合わせており、さらに長期的な発展へのコミットメントをクラブにもたらしてくれます。同氏のヘッドオブスポーツ就任は、より高いレベルでの競技や安定的な成長を目指していくために、現代的なサッカーモデルを構築するというクラブの野心を反映しています。

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 同氏と一緒に働けることを楽しみにしており、我々のクラブと日本のサッカー文化についての認識を合わせて、さらに深めていきたいと思います」