【横浜FC】異例、クラブ公式の「コールリーダー・太鼓リーダーなど応援の中心メンバー」を募集
横浜FCのエンブレム。(C)SAKANOWA
ゴール裏応援団体へ「クラブの想い」を説明、2023シーズンへ協議を重ねたが合意に至らず。
J1リーグに復帰する横浜FCは1月26日、2023シーズン開幕を前に、「応援をリードするコールリーダー・太鼓リーダーなどの中心メンバー」を募集すると発表した。
クラブは公式サイトで概要を発表。「応援のコールリーダー・太鼓・トラメガなどで応援をリードしていただける中心メンバー」、さらに「オフィシャル応援エリアで中心メンバーと一緒に応援を盛り上げていただける方」を募集しているという。
サポーターのリーダーを、クラブが決めるという異例の事態に。その意図について、横浜FCは次のように説明している。
「J1定着、そしてJ1でタイトルを獲得できるクラブの実現に向け、スタジアムづくりに取り組んでいます。
そして2023シーズンより、スタジアムの雰囲気や応援を広げていく中心地として『オフィシャル応援エリア』と『コールリーダー、太鼓リーダーの専用席』を設置いたしました。
これまでクラブの目指すスタジアムづくりにご賛同いただくために、ゴール裏応援団体へクラブの想いと趣旨をご説明し、2023シーズンの開幕に向けて協議を重ねてきましたが、合意には至りませんでした。
そのため、ゴール裏団体との協議結果や、HAMABLUE SESSION、サポーターミーティングでいただいたご意見をもとに、今回の募集を行わせていただくこととなりました」
そのように、これまでサポーターのグループと話し合いがまとまらず、クラブが募集することになったそうだ。
クラブは「オフィシャル応援エリアを中心にスタジアムの一体感、選手の後押しになる応援を作り上げていきましょう」と、概要を確認したうえで、賛同者の登録を呼び掛けている。シーズン開幕に向けての応援リーダーミーティングは2月5日に開催予定だ。
果たしてクラブ主導で“熱狂”を作り出すという取り組みは、どのような展開が待っていのだろうか。