【ヴィッセル神戸】カタールW杯日本代表GK権田修一は今年「ACL限定」で選手登録
権田修一 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
Jリーグ選手登録の例外規定には間に合わず。
J1リーグのヴィッセル神戸はこのほど、カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表のGK権田修一(Shuichi GONDA)を獲得したと発表した。ただしJリーグの例外規定での最終登録には間に合わなかったため、2025年はAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート限定でプレーすることになった。
権田は1989年3月3日生まれの36歳。クラブからは加入したことのみが発表され、当初、新井章太の負傷離脱によりJリーグの例外規定によって緊急補強したと見られた。ただJリーグの選手登録の最終期限は9月12日。これまで選手登録されたという発表はなかった。
そして権田はこのほどクラブの公式SNSのインタビューで、ACLエリート限定でプレーするという条件を受け入れて神戸加入を決意したのだ。
中東のクラブでは、これまでもACL限定で選手登録しているケースがあった。ただし原則として対象は外国籍選手だった。権田のようなケースは非常に珍しい。
権田は若手や普段控えに回る機会のある選手とトレーニングする機会が増えるが、そこで刺激を受け合いたいと決意を示している。
通算成績はJ1リーグ321試合、J2リーグ97試合、そして日本代表38試合に出場。前回2022年カタールW杯で、日本の守護神としてベスト16進出に貢献している姿は記憶に新しい。
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新井が長期離脱するなか、日本代表にも選ばれる機会の増えた前川黛也、実力派のオビ・パウエル・オビンナ、成長著しいウボング リチャード マンデーとともに切磋琢磨し合い、クラブの悲願であるアジア制覇へ集中する。