リバプール開幕5連勝でストップ!エンケティアのAT弾で、鎌田大地のパレス劇的勝利
鎌田大地 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
キエーザの渾身の一撃で87分に追い付いたものの…。
[プレミアリーグ 6節]クリスタル・パレス 2-1 リバプール/2025年9月27日/セルハースト・パーク
イングランド・プレミアリーグ6節、クリスタル・パレスFCが90+6分のエディ・エンケティアの決勝ゴールで、首位のリバプールFCに2-1の劇的勝利を収めた。リバプールは開幕5連勝でストップ。一方、パレスは3勝3分と無敗を継続し、暫定2位に浮上した。
開始9分、鎌田大地のコーナーキックからゴール前の混戦になり、最後はイスマイラ・サールが得点! ホームチームが先制に成功する。
その後、立て続けにチャンスを作ったパレスだが、アリソンの3本連続のスーパーセーブに阻まれてしまう。
すると後半、フロリアン・ヴィルツを左MFに配置したものの、なかなか機能せずにいたリバプールだが、次第に噛み合っていった。ボール保持率では大きく上回り、パレスゴールに迫る。
そして87分、交代出場したフェデリコ・キエーザが渾身のシュートを突き刺し、ついに同点に追い付く。リバプールが今季75分以降に決めた6点目に。
失点時に揺さぶられた際、プレスをかけきれず疲労の見えた鎌田はこのあと90+1分に交代している。
90+7分、これがラストプレーに――。パレスはセットプレーとなるロングスローから、ワンチャンスにかける。するとファーサイドに抜けてきたボールをエンケティアが胸トラップからボレー! アリソンの股下を抜き、ゴールネットへ突き刺した。
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リバプールは5勝1敗の勝点15で首位はキープ。一方、クリスタル・パレスは3勝3分で勝点12に伸ばした。リバプールの遠藤航はベンチ入りしたが出場機会を得られなかった。