鉄骨が客席落下…松本山雅vs宮崎戦の中止・延期決定。長野県がアルウィン使用停止措置
松本山雅のエンブレム。(C)SAKANOWA
「他会場での代替開催は困難」
J3リーグの松本山雅FCは10月8日、12日にサンプロアルウィンで開催予定だった31節・テゲバジャーロ宮崎戦の開催中止を発表した。
このほどサンプロアルウィンで鉄骨部材が客席に落下していたことが確認され、長野県は10月3日以降、スタジアムの使用停止措置を講じていた。
松本によると、施設管理者である長野県松本建設事務所と打ち合わせ、12日の試合開催が困難であると判断して中止・延期を決めた。また、13日に予定されていた「アルウィン無料開放イベント」も中止されている。
宮崎戦の代替開催の日程などは決定次第発表される。チケットの取扱いについては、後日、松本の公式サイトに掲載される。
さらに、スタジアムの利用再開の見通しが経っていないため、26日に開催予定だったカマタマーレ讃岐戦以降のホームゲーム3試合のチケットの販売を一時停止することも決まった。
松本は次のようにコメントしている。
「このたびのサンプロアルウィンにおいて鉄骨部材の落下による使用停止を受け、今週末の試合を中止・延期する判断をいたしました。まず、人的被害がなかったことに安堵しております。本件確認後、施設管理者の松本建設事務所により迅速なご対応をいただき、スタジアムの安全確認および利用再開に向けてご尽力賜っておりますこと、深く感謝申し上げます。
一方で松本山雅FCファン・サポーターをはじめステークホルダーの皆さま、ホームゲーム運営を共に支えていただいている関係者の皆さま、対戦クラブとファン・サポーターの皆さまにも多大なるご心配、ご負担をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。 今後のホームゲーム開催につきましては、先週末より関係者と密に情報交換をさせていただいておりますが、施設の安全性について調査中のため、現時点では確定できておりません。
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なお現状では、他会場での代替開催が困難なため、サンプロアルウィンでの開催を軸に、今後の対応を進めていく方針です。早急に今後の開催に関する確定情報をお伝えできるよう、引き続き関係各所と連携のうえ、全力で対応を進めてまいります。ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」