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“ピコ太郎”古坂大魔王の発言が大炎上「ブラジル戦勝利は親善試合、HR3本の大谷翔平は公式戦でW杯準決勝みたいなもの」

日本代表がブラジル代表から初勝利! MLBのリーグ優勝決定戦と比較対象にされても…. 古坂大魔王の発言が物議を醸す。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「サッカーを下げる必要ある?」「米国の王者決定戦がW杯と同じ規模?」

 アメリカ・プロ野球メジャーリーグのナショナル・リーグ・チャンピオンシップシリーズ、ロサンゼルス・ドジャースが10月18日(現地17日)、ミルウォーキー・ブルワーズとの第4戦で5-1の勝利を収めた。ドジャースは4連勝(4勝0敗)で、ワールドシリーズ進出を決めた。

 この試合でドジャースの大谷翔平が3本のホームランを放ち、さらに投手としても7回まで投げてMVP級の大活躍を見せた。佐々木朗希は9回1イニングを投げて、無失点に抑える好投を披露した。

 この快勝と優勝を伝えたテレビ番組『ワイドスクランブル』では、ピコ太郎として知られる古坂大魔王氏がコメンテーターとして出演。大谷の活躍を絶賛する、次のような発言をした。

「日本がブラジルに勝ったのもすごいけれど、あれは親善試合。こっちは公式戦、言ってみればワールドカップ準決勝のようなものですから」

 この発言がSNS上で拡散され、批判が殺到している。

 キリンチャレンジカップのブラジル戦は、ワールドカップ(W杯)という世界最高の大会に向けた強化試合という位置づけだが、国際サッカー連盟(FIFA)の定められたインターナショナルマッチウィーク期間に組まれた”国際Aマッチ”である。チームの世界ランキングにも、個人記録にも反映される。

 2年前には日本代表との親善試合で敗れたドイツ代表のハンス=ディーター・フリック監督(現・FCバルセロナ)は、同国史上初めて解任されるなど、各国が真剣勝負で臨む貴重な舞台である。

 SNS上では「アメリカ国内のリーグ王者を決める大会と世界大会を比べるのがおかしい」「サッカーを引き合いに出して下げる必要がある?」「選手へのリスペクトがない」といった声が多数寄せられている。

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 また野球ファンからも、さすがにその発言は違うだろう、と批判の的となっている。