リバプール遠藤航がマンチェスター・ユナイテッド戦で奮闘フル出場。被シュート34本もスコアレスドロー
遠藤航。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
前半ATにイエローカードを受けたものの、プレミアリーグ通算三度目、最後まで闘い抜く。
[プレミアリーグ 17節]リバプール 0-0 マンチェスター・U/2023年12月18日2:30(現地時間16日14:00)/エミレーツ・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ17節、注目を集めたリバプールFC対マンチェスター・ユナイテッドの一戦は、スコアレスで引き分けた。リバプールの日本代表MF遠藤航は4-3-3のアンカーで先発、前半アディショナルタイムにイエローカードをもらいながらも最後まで奮闘しフル出場を果たした。
遠藤は確実にセカンドボールを拾い、この日はより高い位置でも起点となる。前半アディショナルタイムに、頭からあえて飛び込んできた相手へのファウルでイエローカードを受ける。もしかすると、これまでの起用法を鑑みて、このあとハーフタイムで交代か……と思われた。
しかしユルゲン・クロップ監督は遠藤をベンチには下げず、ポジションもそのまま最後まで起用。日本代表キャプテンはその期待に応えてボールを回収し、惜しいシュートも放ったが……。結局、シュート数はリバプールから見て、実に6本対34本(枠内1本対8本)と押し込まれたのだが耐え抜いた。
遠藤はプレミアリーグ5試合目の先発で、2試合ぶり通算三度目のフル出場となった。クロップ監督の信頼を得つつあり、アンカーという難しいポジションではあるが、ゴールへの関与もより求められそうだ。
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2位となったリバプールだが次節はホームで、日本時間24日2時30分から、負傷中ではあるものの日本代表DF冨安健洋の所属する首位アーセナルFCとの天王山を迎える。