【鹿島】渾身同点弾の鈴木優磨「このエンブレムのもと、死ぬ気でアントラーズが再びタイトルを獲るために全力を注ぎます」
天皇杯・福岡戦、決勝ゴールを決めた鈴木優磨がサポーターの声援に応える。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA
「今日もたくさんのサポーターが鹿嶋から来ていただいて、ホームだと感じるぐらいの応援をしてくれました」
[J1 35節] 京都 1–1 鹿島 / 2025年10月25日14:03 / サンガスタジアム by KYOCERA
J1リーグ35節、鹿島アントラーズが鈴木優磨のラストプレーのスライディングボレーによるイコライザー弾で、京都サンガF.C.と1-1で引き分けた。横浜FCに勝った2位・柏レイソルとは勝点1差だ。
まさにエース――。理屈では説明できない渾身の同点ゴールを決めた鈴木は試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「非常にお互いに気持ちのこもった試合で、なんとか勝点1を取ることができました」と冷静に、しかし熱く語った。
「ここ最近、チームとして点が取れていなかったので、なんとか取れて良かったです。僕たちは全試合で勝つことでしか(優勝を)成し遂げられないと思っています。勝点1の結果は本当に悔しいですが、ただよく追いつけたという、両方の気持ちがあります」
後半は主導権を握り返した。「相手の圧力とロングボールに付き合ってしまっていて、もっと下(地上戦)で勇気を持ってプレーしようと話をしていて、そこは後半だいぶ良くなったかなと思います」と改善策が奏功し、京都陣内で試合を進められた。その攻勢が土壇場の一撃につながった。
「このエンブレムを付けてピッチに立つことに、非常に責任を感じています。今日もたくさんのサポーターが鹿嶋から来ていただいて、ホームだと感じるぐらいの応援をしてくれました。そのファンに勝点3を届けられなかった悔しい気持ちがあり、ここからの3試合、死ぬ気でこのアントラーズが再びタイトルを獲るために、全力を注ぎます」
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リーグ戦は残り3試合、ホームでは2試合。鹿島は次節11月8日、メルカリスタジアムで横浜FCと対戦する。




