PSVとの天王山で敗戦、フェイエのファン・ペルシ監督「上田綺世も得点できたはずだったが、残念ながら…」
上田綺世 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
上田、渡辺剛ともにフル出場。
[オランダ1部 10節]フェイエノールト 2-3 PSV/2025年10月26日/デ・カイプ
オランダ1部(エールディビジ)10節、フェイエノールト・ロッテルダム対PSVアイントホーフェンの天王山は、PSVが3-2で勝利を収めた。
フェイエノールトの日本代表FW上田綺世、DF渡辺剛はいずれもフル出場。上田は何度か惜しいチャンスを迎えたが、ゴールを奪えなかった。開幕からの無敗は9試合でストップした。
ロビン・ファン・ペルシ監督は試合後の記者会見で、「全てが接戦と言える展開だった。3つのワールドクラスのゴールが勝敗を分けた。私たちは2ゴールを決めた。フェイエノールトもPSVも4、5点は取れたはずだった」と振り返った。
このまま戦い方を変える必要はないと実感したと強調し、「姿勢は良かった。この道を歩み続けるべきで、明日さらに良くなりたい。ここにいるのは意欲的な選手ばかりだ」と、この敗戦を糧にできるはずだと頷いた。
「3日前に試合(UEFAヨーロッパリーグ)があり、我々の回復時間はPSVより短かった」
コンディションの差も影響したと感じていた。そうしたなか試合終盤、ルチアーノ・ヴァレンテが3-3にできる絶好のチャンスを逃した際、ファン・ペルシはピッチに倒れ込んだが「まさに倒れたよ。ゴールが決まったはずだと思った」とファン・ペルシ監督は笑顔で語った。
上田は88分、フリーキックにフリーで合わせヘディングシュートを放った。しかしヒットし切れず、GKにキャッチされた。指揮官は「上田綺世も得点できたはずだが、残念ながら今日はそうならなかった」と言及している。
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順位は首位フェイエ、2位PSVのままだが、勝点25で並んでいる。得失点はフェイエがプラス18、PSVが同16で2差。




