日本代表アジア杯は黄信号、三笘薫が負傷。デ・ゼルビ監督「重度は分からないが左足首だと思う」。苦悶の表情で試合後は松葉杖
三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ペナルティエリア内への突破の際に転倒、そのあとのボレーシュートで踏ん張り切れず。
[プレミアリーグ 18節]クリスタル・パレス 1-1 ブライトン/2022年12月22日5:00(現地21日20:00)/セルハースト・パーク・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ18節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCはアウェーでクリスタル・パレスFCと1-1で引き分けた。ブライトンの日本代表FW三笘薫が4-2-3-1の左MFで先発出場したものの左足を負傷し、83分に交代を余儀なくされた。
最近は負傷と復帰を繰り返しながらも厳しい日程のなかピッチに立ち続けていた三笘だが、80分、敵陣ペナルティエリア内へ切れ込んだ際に左足の軸足のバランスを崩して転倒。そのあと放った右足のボレーシュートでも踏ん張り切れず。そのあと83分、交代を告げられた。三笘はベンチで苦悶の表情を浮かべ、試合後には左足を地面につかないようにしながらスタジアムの外へ去った。また、そのあと、SNSでも画像が拡散されているが、左足首を固定して松葉杖で会場をあとにしている。
『BBC』によると、ブライトンのロベルト・ゼ・ゼルビ監督は試合後、三笘の負傷について、「ミトマのことは見守らなければいけません、この負傷についても分析する必要があります。どれだけの重度かは分かりません。おそらく足首だと思いますが……」と語っている。
1月には森保一監督率いるサッカー日本代表(SAMURAI BLIUE)がカタールでのアジアカップに臨む。ケアの程度がまず心配されるものの、この期間にはプレミアリーグが平行して開催されていることもあり、その負担を考慮すると、三笘の日本代表への招集は難しくなった。