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三笘薫がアーセナル戦フル出場、まさかの展開に…

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ベン・ホワイトにイエローカードをもたらしたが。ガナーズ次節はリバプールとの天王山。

[プレミアリーグ 17節]アーセナル 2-0 ブライトン/2023年12月17日23:00(現地時間16日14:00)/エミレーツ・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ17節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCがアウェーでアーセナルFCに0-2で敗れた。ブライトンの日本代表MF三笘薫は4-2-3-1の左MFで先発フル出場したが得点ならず。リーグ6節のAFCボーンマス戦以来、11試合ノーゴールとなっている。

 試合は立ち上がりから、まさかの展開に。最終ラインをはじめ全員でしっかりパスをつなぐビルディングアップから攻撃を狙うアウェーチームに対し、アーセナルの前線からの鋭いプレスが牙を剥く。

 アーセナルは強度で上回り、さらに前を向くとスピードのある攻撃を展開。多くのチャンスを作っていく。前半を終えて、シュート数13本対0本という数字上ではワンサイドに。三笘は徹底マークを受けながらも、突破からベン・ホワイトにイエローカードをもたらした。

 後半もガナーズペースで試合は進む。そしてコーナーキックから、ファーに流れてきたボールをガブリエウ・ジェズスがヘッドで合わせ、16本目のシュートで均衡を破ってみせた。

 ただ選手交代と4バックから3バックへの変更でブライトンも挽回。三笘がボールを持つとチャンスになり、82分、日本代表ウイングのグラウンダーのクロスを、パスカル・グロスがフリーで合わせたが……ゴールを割れない。

 すると87分、鮮やかな速攻からカイ・ハフェルツが左足のショットを突き刺して、アーセナルが2点目!! アディショナルタイムにもエミール・スミス=ロウが決定的なボレーを放つなど、終盤の打ち合いでも上回ってみせた。

 負傷の日本代表DF冨安健洋は欠場。それでもアーセナルは12勝3分2敗の勝点39で、リバプールFCを抜いてプレミアリーグの首位に立っている。次節日本時間24日2時30分から、アウェーでリバプールとの天王山を迎える。

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 一方、ブライトンは7勝5分5敗の勝点26で9位。次節は同22日5時から、アウェーでクリスタル・パレスFCと対戦する。

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