【W杯】なぜ、ハイチとトルコが早くも『GS敗退決定』なのか?

ワールドカップと公式試合球「トリオンダ」とジャンニ・インファンティーノ会長。(Photo by Marcio Machado/FIFA)

実力伯仲のD組、トルコはやや不運

 FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)は日本時間6月20日、グループステージ第2戦の4試合が行われ、ブラジル代表がハイチ代表に3-0、アメリカ代表がオーストラリア代表に2-0、モロッコ代表がスコットランド代表に1-0、パラグアイ代表がトルコ代表に1-0で勝利を収めた。

 この結果、いずれもグループ最下位であるC組のハイチ代表、D組のトルコ代表があと1試合を残して、グループステージ敗退が決まった。

 今大会は過去最多48チームが参加。グループ上位2位に加え、3位の12チーム中8チームが決勝トーナメント1回戦のラウンド32に進める。

 グループステージの順位決定方法だが、勝点が並んだ場合、当該チーム同士の対戦成績(勝点→得失点差→総得点)が優先される。

 そのため2連敗を喫したC組4位ハイチは、勝点3差の3位スコットランドにすでに敗れているため、最終戦で勝点で並んでも上回れない。D組4位トルコも、勝点3差のパラグアイとオーストラリアに敗れているため、同様に逆転突破の可能性が消滅した。

 当該チームの成績優先は、大量得失点差がついた場合への措置でもある。ただし、トルコのように、グループ4か国の実力が伯仲のケースでは(アメリカ・パラグアイ・オーストラリア)、本来は全試合のトータルの結果を踏まえた成績が考慮されるべきだが、今回のように呆気なく敗退が決まってしまうケースも出てしまう。チーム数増加の弊害とも言える。

 日本代表もオランダ代表との初戦に敗れていた場合、早くもチュニジア代表との一戦が“敗退決定マッチ”になっていた可能性もあった。それだけにドローに持ち込んだ鎌田大地の試合終了間際の同点ゴールは本当に大きな価値があった。

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