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【移籍情報】板倉滉危うし!?ボランチ+CBのドイツ代表ヴァイグル獲得をボルシアMGが目指す

板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

あるいは心強い味方に? しかし移籍金約20億円は「高額すぎる」と交渉難航か。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・メンヒェングラードバッハが、新たにボランチ+センターバックでプレーできるドイツ代表ジュリアン・ヴァイグル(SLベンフィカ)の獲得を目指している。『スカイ』が8月11日、ただしこの交渉は難航していると報じた。今季加入した板倉滉にとって、心強い味方に? あるいはライバルになる可能性も!?

 ボルシアMGの今季の補強テーマが「守備強化」で、その最重要ポイントの一つがボランチ(「6番」)だった。そこで昨季シャルケ04で1部昇格に貢献し、センターバックとともにボランチにも対応できる板倉がリストアップされ、保有元のマンチェスター・シティから完全移籍で獲得することに成功した。

 25歳の高さと守備力を備えた日本代表のビルドアッパーはプレシーズン、CBとボランチで起用されてきた。そしてリーグ開幕のTSG1899ホッフェンハイム戦ではCBでフル出場し、1アシストも記録するなど3-1の勝利に貢献した。

 そこに、ヴァイグルも新戦力候補に。中盤から後方に厚みをもたせたい、というクラブの意向が伝わる。また今季就任したダニエル・ファルケ監督が、この屋台骨になり得る27歳のタレントの獲得を強く望んでいるということだ。

 ただし今回の記事によると、今年ドイツ代表復帰も果たした(国際Aマッチ6試合出場)ヴァイグルだが、所属先のベンフィカはボルシアMGに契約解除金1500万ユーロ(約20億円)を要求。しかし「その額ではグラードバッハには支払うのはあまりに高額すぎる」と、交渉は難航しているそうだ。

 ある意味、板倉がCBの戦力として、目処が立ったことで、この補強にも積極的に動いている――と捉えることもできる。上位進出へ、ボルシアMGがさらなる補強を敢行するのか!?

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