【柏】リカルド監督「選手たちは落ち込み、すぐ切り替えられる状態ではない」。ルヴァン杯決勝、主導権を握りながらも広島に苦杯

リーグ戦残り3試合に向けて、「勝点9を獲り、ACL出場枠と優勝を目指す」。

[ルヴァンカップ決勝] 柏 1–3 広島/2025年11月1日13:09/国立競技場

　ルヴァンカップ決勝、サンフレッチェ広島が荒木隼人、東俊希、ジャーメイン良のゴールで、柏レイソルに3-1の勝利を収めて、2022年以来二度目の優勝を果たした。

　柏のリカルド・ロドリゲス監督は試合後の記者会見で、「やるべきことをやりきり、私たちの戦い方を貫き通して、多くのチャンスを作り出せました。セットプレーからの3失点は残念ですが、自分たちのプレーに誇りを持ちたいです」と、ボール保持率では上回りながらも敗れた一戦を振り返った。

　特に「ロングスローからの2失点は悔しく、残念で仕方ありません」と、決勝戦では最も警戒しなければいけないセットプレーからの失点を悔やんだ。

　このあと首位・鹿島アントラーズから勝点1差のリーグ戦に臨む。

「選手たちはもちろん落ち込んでいますし、すぐ切り替えられる状態ではありません。ただ、こうして決勝に辿り着けたのも、首位から勝点1差であるのも、私たちが勝ち取ったもの。残り3試合で勝点9を獲り、ACL出場枠と優勝を目指します」

　リカルド・ロドリゲス監督はそのように今後への意欲を示した。

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　柏は11月8日、名古屋グランパスとのホームゲームに臨む。