久保建英がラ・リーガ6戦ぶり先発、エルチェと1-1ドロー。ソシエダ監督「交代選手が機能し、最後まで戦い切るエネルギーを注入してくれた」
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
このあと日本代表へ合流。
[スペイン1部 12節] エルチェ 1-1 R・ソシエダ/2025年11月8日(現地7日)/マルティネス・バレーロ
スペイン1部リーグ12節、レアル・ソシエダはアウェーでエルチェCFと1-1で引き分けた。
日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)はラ・リーガでは6試合ぶりに先発し、何度も持ち味の突破からゴールに迫りチャンスを作り出した。0-1とリードされた64分、アルセン・ザハリャンと交代している。
チームは試合を優位に進め、89分にエースのミケル・オヤルサバルがPKを沈めて同点に追い付いた。
セルヒオ・フランシスコ監督は試合後の記者会見で、次のように語った。
「前半は落ち着いてプレーできず、相手にプレッシャーをかけるのに苦労しました。アグレッシブさも欠けていましたが、決定機の数では上回っていたはずです。スコアレスで折り返し、ハーフタイムには『よりアグレッシブに戦おう』と求めました」
そして後半の選手交代が流れを変えたと評価した。
「後半はベストプレーができていた時間帯に失点してしまい、あの場面は流れがこちらに傾きつつあっただけに痛手でした。ただ、選手交代から非常に上手く機能し、最後まで戦い切るエネルギーを注入してくれました。
システムも2トップに変更し、積極的にゴールを狙いに行きました。そしてPKでようやく得点が生まれた。この勢いを維持することが重要で、ポジティブな流れをつなぐ大きな1ポイントです」
ただし「勝利を目指したが、達成できなかった」と悔しさも露にした。
「ここで勝点3を獲得できませんでしたが、この勝点を積み上げられたことに意味があります。アウェーで勝点を得ることは常に難しく、ホームでしっかり力を発揮しつつ、アウェーでも勝点を拾えるように努めたいです。中断期間に入りますが、チーム全員が再び集まり、そこからまた戦い続けていきます」
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久保はこのあと日本代表に合流。14日に豊田スタジアムでガーナ代表、18日に国立競技場でボリビア代表と対戦する。




