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【J2監督動向:2025~2026】退任決定は2人。J1昇格・PO出場・J3降格…最終節まで決まらず

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サカノワスタッフ

Jリーグ フラッグ 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

特別シーズンに向けて新体制を発足させるメリットとデメリット――。

 J2リーグは11月23日に37節の10試合が行われ、J1自動昇格・昇格プレーオフ枠・J3降格2枠がいまだ決まらない混戦のまま、最終節を迎えることになった。

 こうした激戦のなか、2026年に向けた監督体制の体制に関する正式発表(続投など)は11月23日時点で、どのクラブからもされていない。

 一方、プレーオフ進出を逃したヴァンフォーレ甲府の大塚真司監督、来季J3降格が決まった愛媛FCの青野慎也監督、この二人の今季限りでの退団は発表されている。

 シーズン移行に伴い、今季の成績によって2026年から「1年半」戦うリーグが決まる状況もあり、今季途中に9クラブで監督が交代された。とはいえ内部昇格がほとんどのため、ファンにも知られるビッグネームや魅力的な人材が乏しい状況にもある。

 2026年は5月まで特別シーズン「百年構想リーグ」が開催される。昇降格のないシーズンに新監督を呼ぶのは、2026-27シーズンを見据えるとリスクもあり(ほぼトーナメントのような特別シーズンで敗れ、レギュラーシーズンへ弾みをつけられないなど)、まず現体制を維持しつつ様子を見るクラブが多くなる可能性がある。

 一方、強化体制を含めた抜本的な体制刷新、アカデミーまでの見直し、ビッグネームの指揮官招へい――というクラブの改革のための手を打つのであれば、この移行期はチャンスとも捉えられる。

 これまでの報道や関係者の情報をもとに、11月23日時点での来季に向けたJ2監督人事の動向と予想をまとめた。

・北海道コンサドーレ札幌
柴田慎吾
→ 未定

・ベガルタ仙台
森山佳郎
→ 続投有力

・ブラウブリッツ秋田
吉田謙
→ 続投の可能性

・モンテディオ山形
横内昭展
→ 続投の可能性

・いわきFC
田村雄三
→ 続投の可能性

・水戸ホーリーホック
森直樹
→ 続投濃厚

・RB大宮アルディージャ
宮沢悠生
→ 続投の可能性

・ジェフユナイテッド千葉
小林慶行
→ 続投の可能性

・ヴァンフォーレ甲府
大塚真司
→ 退任決定

・カターレ富山
安達亮
→ 続投の可能性

・藤枝MYFC
須藤大輔
→ 続投の可能性

・ジュビロ磐田
安間貴義
→ 未定

・FC今治
倉石圭二
→ 続投の可能性

・レノファ山口FC
中山元気
→ 未定

・ロアッソ熊本
大木武
→ 未定

・大分トリニータ
竹中穣
→ 未定

・V・ファーレン長崎
高木琢也
→ 未定

・徳島ヴォルティス
増田功作
→ 続投有力

・サガン鳥栖
小菊昭雄
→ 続投濃厚

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▼J3降格
・愛媛FC

青野慎也
→ 契約満了