立花孝志氏どうなる!? 堀江貴文氏「悪しき伝統の『人質司法』」を指摘、刑確定まで保釈されない可能性も
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏。(C)SAKANOWA
ユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で解説。執行猶予中であるだけに…。
亡くなった元兵庫県議の男性を中傷したとして、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が名誉毀損の罪で神戸地検に起訴されたことを受け、実業家の堀江貴文氏が11月28日、自身のユーチューブチャンネル『ホリエモンチャンネル』で、自身の経験を踏まえて、今後の見通しを語った。
立花氏はSNSや街頭演説で、元県議の男性について事実と異なる情報を発信し、死後も中傷を続けた疑いが持たれている。堀江氏は「今回の罪状は死者への名誉毀損。通常の名誉毀損より立証が難しいと言われている」と強調する。
そのうえで、起訴後も勾留が続いている状況に触れ、「本来なら略式で罰金となる例が多いが、立花さんは身柄を拘束されたまま。検察は、拘束した状態で認否を確定させたいと考えている可能性がある」と指摘した。
さらに堀江氏は、日本の刑事司法で「悪しき伝統」と批判される「人質司法」の問題にも言及。「保釈まで数か月かかるケースもある。精神的に追い込まれれば、全面的に認める方向へ誘導されるリスクもある」と警鐘を鳴らした。
一方、一部で言われる「再逮捕の可能性」については「現時点では動きは見えない」と否定的な見方を示す。勾留が初公判まで続けば、証拠開示が終わるまで保釈が認められないこともあり、手続きが長期化する恐れにも触れた。
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なお立花氏は現在、執行猶予中でもある。今回の裁判で有罪が確定すれば、猶予が取り消され実刑に移行する可能性もあるのだ。堀江氏が指摘した「人質司法」との構造的問題も重なり、今後の司法判断に注目が集まる。




