千葉の新星、17歳・姫野誠が大一番で鮮烈デビュー弾! 「変な形のシュートだったが決められて嬉しい」J1昇格プレーオフ大宮からループシュートで同点ゴール
姫野誠 写真:アフロ
3点先取されながら、71分からの4ゴールで大逆転勝利。
[J1昇格PO 準決勝] 千葉 4-3 大宮/2025年12月7日/フクダ電子アリーナ
J1昇格プレーオフ準決勝、ジェフユナイテッド市原・千葉がRB大宮アルディージャとの一戦、3点先取されながらも71分からの4ゴールで大逆転勝利を収めた。決勝は徳島ヴォルティスと対戦する。
60分、最初の交代カードが切られて投入されたのが17歳の姫野だった。「姫野誠を出してこい!」と小林慶行監督から送り出されたアタッカーが、さらに推進力をもたらす。
千葉は71分にカルリーニョス・ジュニオのジャンピングボレー弾で1点を返す。これでスタジアムに“いける”という雰囲気に。大宮は守備を改めて強固にしたかったが、意思統一を図れない。77分にエドゥアルドが決めて1点差に。
そして83分、背後を抜け出した姫野がループ弾でGKの頭を越えて、同点弾を決めた。
さらに87分、コーナーキックから河野貴志がダイビングヘッドで逆転弾を叩き込んだ。
ジュニア時代から千葉で育ってきたU-17日本代表にも選ばれる姫野は試合後のヒーローインタビューで、「いいボールを裏へ出してくれたので、変な形のシュートでしたが決められて良かったです。思い切ってプレーしようと思って入り、それが結果的にゴールになって嬉しいです。あと一つ勝ってJ1に昇格し、さらに勝利に貢献していきたいです」と喜びを語った。
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千葉は12月13日のJ1昇格PO決勝、徳島ヴォルティスとホームで対戦する。大会規定により、レギュラーシーズンを上位(3位)で終えている千葉は、引き分けでもJ1昇格を決められる。




