×

中山雅志、伊東輝悦が築いた歴史に幕…沼津はJリーグ資格喪失でJFLへ、滋賀は県勢初Jリーグ昇格

アスルクラロ沼津のエンブレム。(C)SAKANOWA

秋山駿がヘディングで先制ゴール。

[J3・JFL入替戦 第2戦] 沼津 1–1 滋賀 / 2025年12月14日14:03 / 愛鷹広域公園多目的競技場
※2試合トータルスコア 4-3で滋賀がJFLからJ3に昇格

 J3・JFL入替戦第2戦、レイラック滋賀FCがアスルクラロ沼津と1-1で引き分け、2戦合計スコア4-3としてJ3リーグ昇格を決めた。沼津はJFLに降格し、Jリーグ会員資格を喪失する。

 第1戦を3-2で制していた滋賀は、立ち上がりから積極的にゴールを狙う。すると22分、秋山駿のヘディングシュートで先制に成功する。

 しかし直後の24分、沼津の白輪地敬大のゴールで同点とされる。後半は沼津が大幅にボール保持率を高め、主導権を握る時間帯が続いた。ただし滋賀はGK櫛引政敏を中心に耐えつつ、ゲームはコントロールしていく。

 沼津は試合終盤、ラフプレーを受けて相手を蹴った柳町魁耀にレッドカードが提示される。バランスを失った沼津は後半アディショナルタイム、ジローン・ゲギムがDOGSOで二人目の退場処分を受けてしまった。

 試合はそのまま1-1で終了。滋賀がトータルスコア4-3で勝ち、滋賀県勢初となるJ3昇格を成し遂げた。

 元日本代表の中山雅史、伊東輝悦らが貢献してきた沼津だが、2026年はJFLへ降格。規定により、Jリーグに参戦できる会員資格を喪失する。

いま読まれている記事>>【日本代表】三笘薫が約2か月半ぶりに復帰、ブランクを感じさせないパフォーマンス披露。ブライトンはリバプールに0-2敗戦

 2017年からJリーグで戦ってきたが、一旦仕切り直しとなる。