【移籍】フランクフルトが小杉啓太を獲得。湘南のアカデミー出身、長谷部誠、鎌田大地、堂安律らに続く7人目の日本人選手に
小杉啓太がフランクフルト加入決定! クラブ公式サイトより
スウェーデンで1年目から主力として活躍、19歳の左サイドバック。
ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトは12月19日、スウェーデン1部ユールゴーデンIFに所属するDF小杉啓太(Keita KOSUGI)を、2026年1月1日付で獲得すると発表した。湘南ベルマーレのアカデミー出身で、クラブ史上7人目の日本人選手となる。
小杉は2006年3月18日生まれの19歳。172センチの左利きサイドバックで、2024年3月に湘南U-18を経てユールゴーデンに加入すると、すぐに主力に定着した。
スウェーデン1部リーグ(アルスヴェンスカン)、国内カップ戦、UEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグを含む公式戦62試合に出場し、5得点・7アシストを記録。ほぼすべての試合でフル出場を果たしてきた。
とりわけ2024-25シーズンのUEFA欧州カンファレンスリーグでは、チームの準決勝進出に貢献している。フランクフルトのティモ・ハルトゥング・スポーツダイレクター(SD)は、「技術的なボールコントロールに加え、豊富な運動量と高い勤勉性を備えた若い左サイドバック。(スウェーデン)国内リーグとヨーロッパのコンペティション両方で実力を証明しており、大きな成長の余地を感じている」と評価している。
また小杉は世代別の日本代表でも実績を積んできた。U-17日本代表のキャプテンとして2023年のU-17ワールドカップに臨んでいる。2025年9月にはU-23日本代表デビューも果たしている。
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フランクフルトではこれまで、高原直泰、稲本潤一、乾貴士、長谷部誠、鎌田大地、堂安律(今季から所属)と、日本代表のタレントたちが在籍。湘南育ちの若き左サイドバックが、その系譜に名を連ね、初の欧州5大リーグに挑む。




