久保建英がジャンプヘッドで先制ゴール! 得点後はサポーターのもとへ駆け寄り…。レアル・ソシエダ、レバンテ戦はまさかの結末
レアル・ソシエダの久保建英。写真:ムツ・カワモリ/アフロ
今季2点目。復帰したオヤルサバルがボール奪取、ゲデスのクロスから。
[スペイン1部 17節] レバンテ 1-1 レアル・ソシエダ/2025年12月21日(現地20日)/エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア
スペイン1部リーグ第17節、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(Takefusa KUBO)がレバンテUDとのアウェーゲーム、前半終了間際にジャンプヘッドで先制点を決めた。値千金の今季リーグ2点目。しかし試合終了間際、久保と代わって入ったBチームでプレーする若手がファウルでPKを与え、これを決められ1-1で引き分けた。
試合が動いたのは前半終了間際だった。負傷から復帰したキャプテンのミケル・オヤルサバルがプレスバックからボール奪取に成功。左サイドに開いたゴンサロ・ゲデスへパスをつなぐ。するとゲデスがクロスを供給する。
ファーサイドでフリーになっていた久保は打点の高いジャンプヘッド! GKを揺さぶってボールをゴールネットへねじ伏せた。
久保は真っ先にアウェーまで駆けつけたソシエダサポーターのもとへ駆け寄る。すると手を合わせるジェスチャーをしてみせた。
公式戦では久々のゴールとなり、苦しんでいたチームに勢いをもたらす一撃となった。
しかし、このままソシエダが1-0で逃げ切るかと思われた90+4分だった。
3分前に久保と交代して入った20歳のアルカイツ・マリーズクレナが相手の背中を押してしまう不要なファウルでPKを献上。これを決められ、1-1で引き分けた。
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現地メディアによると、ジョン・アンソテギ暫定監督が率いるのは、これが最後になる予定だ。しかし、後半アディショナルタイムに久保とエースのオヤルサバルをベンチに下げた判断は失敗に終わった。




