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アーセナル冨安健洋に疲労の色。ミッドウィーク挟む4試合連続先発、PSVに0-2敗戦

アーセナルの冨安健洋。(Photo by Julian Finney/Getty Images)

劣勢を強いられた後半、好調時のように食い止め切れず。

[EL GS5節] PSV – アーセナル/2022年10月27日18:00(日本時間28日2:00)/フィリップス・スタディオン

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ(GS)5節、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが0-2でオランダ1部(エールディビジ)PSVアイントホーフェンに敗れた。GSの連勝は4でストップし、1試合残しての1位突破は決められなかった。

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右サイドバックで先発出場。これがミッドウィークを挟む公式戦4試合連続のスタメン起用に。前回のPSV戦に続きウイングのオランダ代表コーディ・ガクポを封じる役割を担った。

 前半はシュート数ではアーセナルが上回るものの、速攻から背後を突いたPSVに二度ゴールネットを揺らされる。が、いずれもオフサイドの判定に救われる。

 それでも後半立ち上がりから再び畳みかけられると、55分、ヨエイ・フェールマンにシュートを決められる。最後は冨安がスライディングでブロックに入ったが一歩間に合わず。好調時であれば止めていた場面と言えて、直近のサウサンプトンFC戦に続き疲労からか後半に入ったあとやや精彩を欠いた。

 すると直後、GKアーロン・ラムズデールのミスもあり、アーセナルは2失点目――。そして74分、冨安はベン・ホワイトと交代を告げられる。

 ただ、アーセナルはそこからなかなかチャンスを作れず、そのまま0-2で敗れた。今節での1位突破は決められず。逆に当該カードでは、PSVにリードを許した(第1戦はアーセナル1-0勝利)。

 アーセナルから見て、ボール保持率は66パーセント対34パーセント、シュート数は16本対8本(枠内3本対6本)。しかしPSVペースで試合は進んだと言えた。

 アーセナルはGS4勝1敗の勝点12で首位、PSVが3勝1分1敗の勝点10で続く。ガナーズは次戦プレミアリーグ、日本時間30日23時からホームでノッティンガムフォレストFCと対戦。さらに同11月4日5時から、ELのGS最終6節、FCチューリッヒをホームに迎える。

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