【WBC】日テレがNetflixの“下請け”を受託、 ホリエモン「完敗ですよ。恥ずかしくないのか」
堀江貴文さん。(C)SAKANOWA
独占配信するネフリのプロモーション、侍ジャパンが出場する日本プールの試合中継制作を日本テレビが担当
2026年3月に開催されるワールドベースボールクラシック(WBC)を巡り、日本テレビは1月29日、Netflixが独占ライブ配信する東京プールの試合中継制作や大会プロモーションを受託したと発表した。この発表を受けて、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が1月29日、自身のYouTubeチャンネル『ホリエモンチャンネル』で、日本のテレビ局の「完敗だ」と見解を述べた。
堀江氏は今回の構図について、「日本テレビは放映権を取れず、制作だけを委託された。アメリカのグローバルプラットフォーマーに完敗ですよ」と指摘。Netflixのライブ配信を“宣伝”する役割を担うことになり、「恥ずかしくないのか」と呆れた。
2022年に開催されたサッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)では、ABEMAが日本での放映権を獲得し、日本戦などを地上波テレビ局に提供した。
一方、今回はNetflixが全試合のライブ配信の権利を握る。日本のテレビ局は、大谷翔平らが出場する侍ジャパン(野球日本代表)など日本プールの試合中継制作や関連番組に回る。堀江氏は「地上波で放送される特番も、実質的にはNetflixの宣伝に過ぎない」という見方を示した。
また、日本のテレビ業界が長年、衛星放送やサブスクリプションの成長を妨げてきた歴史にも触れる。CS放送各社が統合された背景に、旧態依然である地上波TV局の強い影響力があったと振り返り、「内向きの構造が続いた結果、世界のプラットフォームと正面から戦えなくなった」と現状を斬る。
しかもNetflixは日本のドラマ制作にも本格参入し、制作費の規模は地上波とは桁が違うという。俳優や監督も「メインストリーム」が参加する率が上がり、「もはや電波を持っていること自体が付加価値ではなくなった」との認識を示した。
今回のWBCを巡る日テレの立場について、堀江氏は「制作と広告だけを請け負う立場に追い込まれた」と総括。放送事業が世界で変化するなか、日本のテレビ局が置かれている現状を象徴する出来事だと受け止める。
かつてフジテレビ買収にも動いた堀江氏だが、独自色のある日本でしかできないコンテンツの制作に投資していくことで、日本のテレビ局が世界と対峙していける道を切り拓けていけるのではないかと、小さな希望は持っていたという。
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しかし今回の完全なる主従関係の発表で、堀江氏は「もうダメかもしれないなと思ってしまった」と嘆いた。




