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【移籍】FW原大智はフリートランスファーでSt.パウリに加入。京都で昨季までプレー、日本代表デビューも果たす

原大智がザンクト・パウリに加入決定! St.パウリの公式サイトより

ブンデス1部残留へのキーマンだ。藤田譲瑠チマ、安藤智哉に続き3人目の日本人選手に

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のザンクト・パウリは1月31日、FW原大智(Taichi HARA)をフリートランスファーで獲得したと発表した。京都サンガF.C.とは同日で契約満了を迎えた。

 St.パウリのスポーツダイレクター(SD)を務めるアンドレアス・ボルネマン氏は次のように獲得の理由を語る。

「タイチは私たちのスカッドにいなかったタイプの能力を備えているタレント。クラシカルなターゲットマンとして起用できる一方、コンビネーションプレーに関わるためのテクニックも持ち合わせている。それによって、私たちの攻撃にさらなる柔軟性をもたらしてくれる。ヨーロッパでの経験は、彼が素早くチームに順応するうえで大きな助けになると確信している」

 また、アレクサンダー・ブレッシン監督は「これまでのキャリアにおいて、タイチは自らゴールを奪う力に加え、味方を生かす視野も備えていることを証明してきた。技術的に優れた選手であり、彼のサイズは攻守両面のセットプレーでも大きな武器となる。さらに、チームのために献身的にプレーし、守備の局面でも決して走ることをいとわない」と、そのプレースタイルをしっかりチェックしたことを説明している。

 原はSt.パウリを通じて、「FCザンクト・パウリでの新たな挑戦をとても楽しみにしている。クラブの責任者の方々と有意義な話し合いができ、自分の強みを生かしてチームの力になれると感じた。新しいチームメイト、ブンデスリーガ、そしてミラントアのファンに会えることを楽しみにしている」と意欲を示している。

 今季1部に復帰したザンクト・パウリは18チーム中17位に低迷している。E-1東アジア選手権で日本代表デビューも果たしているアタッカーが、ブンデス1部残留へのキーマンとなる。チームでは、MF藤田譲瑠チマ、DF安藤智哉に続く3人目の日本人選手となる。

 原は1999年5月5日生まれ、東京都出身。191cm・84kgの大型FWで、FC東京の育成組織からトップチームに昇格。その後、クロアチアのNKイストラ、スペインのデポルティーボ・アラベス、ベルギーのシント=トロイデンVVでプレーした。2023年夏に京都サンガF.C.へ加入し、昨季まで在籍していた。

 京都では公式戦通算91試合に出場し、22得点17アシストを記録。2025シーズンはJ1リーグ34試合5得点。E-1東アジア選手権で日本代表デビューを果たし、これまでに2試合に出場している。

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 なお、京都からはJリーグ独自のドメスティックな慣例により「完全移籍」と発表されているが、ザンクト・パウリの発表が示すとおり、国際基準では「フリートランスファー」での加入となる。