【京都】浦和からオファー、曺貴裁監督の退任決定「もっと選手の心を動かす監督になれるよう突き進んでいく」
曺貴裁監督 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
百年構想リーグまで指揮
京都サンガF.C.は5月15日、曺貴裁監督が特別大会「J1百年構想リーグ」終了後に退任すると発表した。当初は2026-27シーズンまで契約を更新していたが、双方合意の上で契約解除に至った。
57歳の曺監督を巡っては、浦和レッズから正式オファーを受けたと報じられており、そのタイミングでの退団決定となった。
曺監督は2021年から京都を指揮。J1昇格と残留を成し遂げ、昨季はリーグ3位まで導いて、クラブ初のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの出場権を獲得した。ただし、この百年構想リーグでは9位と苦戦を強いられていた。
曺監督のコメント全文は次の通り。
「今シーズンで京都サンガF.C.の監督を退任します。
この決断に至っては多くの時間と思考が必要でした。クラブともたくさん話し合い、このクラブの未来の発展のため、また自分自身の現状をさらにブラッシュアップするため、何ができるかたくさん悩み、考えました。
思えば5年半前、故郷の街でまたサッカーに携われる。とても気持ちが高ぶりました。初めてサポーターの前で試合した開幕前の鳥取戦でたくさんの温かい拍手をもらい、とても感動したのをついこの前のように思い出します。
昇格、残留を重ね、昨年3位まで行ったチームをさらなる高みへ導くため努力しましたが、このシリーズは目標を達成することができませんでした。
申し訳ありません。
京都の街にサッカー文化を育むことを目標に監督をやってきました。
たくさんの嬉しい思い出、悔しい思い出。今となっては全て自分の財産となりました。
本当にありがとうございました。
いつまでもサンガは心の中にあり、そしてさらにこれから監督として成長し、大きくなった京都出身の監督として皆さんの誇りになれるようこれからも頑張ります。
今まで一緒に戦ってくれた選手、スタッフ、フロントスタッフの皆様、アカデミーの指導者の皆様、毎日洗濯してくれたスタッフの皆様はじめ関係する全ての人にお礼を言いたいです。
もっと選手の心を動かす監督になれるよう突き進んでいきます。
残り4試合、自分にとって最後の試合となりますが、皆様の記憶に残る試合にしたいと思います。
最後まで最高の応援で選手たちをサポートしてあげてください。
5年半、本当にありがとうございました」
京都出身の曺監督は現役時代、柏レイソル、浦和、ヴィッセル神戸でプレー。指導者としては湘南ベルマーレでルヴァンカップ制覇を果たし、京都でもJ1で戦っていくためのクラブの土台づくりに尽力した。
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