【浦和】「新監督が誰になっても」宮本優太が語った来季への誓い。新DFリーダーとしての覚悟

浦和の宮本優太。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

「チームを変えるために、いろいろな発言や行動からしていかなきゃいけない」

[PO 11-12位決定戦 第2戦] 浦和 0–2 岡山/2026年6月6日/埼玉スタジアム2002
※2試合トータル、3-1で岡山が勝利

 特別大会「J1百年構想リーグ」プレーオフラウンド11-12位決定戦第2戦、浦和レッズはファジアーノ岡山に0-2で敗れた。この結果、2試合トータル1-3と落とし、同大会は12位に終わった。

 宮本優太は変則的に3バックにもなる4-2-3-1の右センターバックでフル出場。武器であるフィードから攻撃の起点となった一方、“宮本対策”で起用されたルカオやレオ・ガウショのパワーによりラインを押し下げられ、チームとしても、個人としても、どのようにコンパクトなラインを保ちながらチャンスを見出すかに課題を残した。

 田中達也暫定監督のもと、より攻撃的な役割を担って最終ラインからも好機を作り出した浦和の“背番号2”は、「キャンプから新しいことに取り組んで迎えたシーズンでしたが、できた部分とできなかった部分が明確になりました。守備で言えば、ハイプレスやハイラインをやるうえで、もっと必要な要素を思い知らされるシーズンになったと思います」と振り返った。

 その今季感じたプラスとマイナス、収穫と課題について、宮本はもう少し整理する。

「達也さんはより攻撃にフォーカスを置いてくれて、それはセンターバックになって初めてのことで、吸収するところは多かったです。ただ、マチェイさん(スコルジャ前監督)は、京都でやっていたことを存分に提示してほしいと言ってくれていましたが、それができてなくて……。マチェイさんが解任されたことは、僕自身にも何かしらの責任があるのかなとすごく思うシーズンでした」

 スコルジャ体制時にはリスクをあまりかけないようにも言われていたが、暫定的に率いた田中達也監督からは「やっていいよ!」と言われてトライできた。確かに“思いきり”の良さがあったほうが躍動感は生まれるが、それを守備面の“安定”につなげることも求められる。

「上積みできたことで言えば、ディフェンスリーダー的な立ち位置でやるシーズンは初めてでした。そういうところで、もっとみんなへのアプローチの仕方だったり、練習からの取り組み方とか、 もっとみんなに発信していかなければいけないとは、すごく思いました」

「サッカー面においては、京都の時にやれていたことを、できたこととできなかったこと両方あるので、 新監督が誰になっても、またそういうところは整理されると思うので、そのうえで、自分のやるべきことをしっかり、初日からやっていきたいと思います」

 そして新シーズンへの課題として、この日のような対策を取られた際、それをさらに上回る術を身に付けたいと言う。

「今日みたいにルカオ選手(のようなタイプ)が今後出てくるケースが多くなると思うので、そういう選手にもっと、どのようにすれば戦えるか。もちろん全部負けてたとも思いませんが、もっと優位に進めれるように改善しなければいけない。(センターバックでは)あまり参考にできる選手がいないですけど、プレミアリーグなどいろいろな試合を見返して、盗めるところを盗んで、トレーニングしていきたいです」

 そして最後は、交代した渡邊凌磨から託されキャプテンマークもつけた。

「来年、このチームにいればリーダー的なポジションになるとは思っています。誰が監督であろうと、チームを変えるために、いろいろな発言や行動からしていかなきゃいけないと思っています。来シーズン、キャプテンマークを巻く機会があれば、しっかりとピッチに立てるように、いい準備をしていきたいと思います」

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Posted by 塚越始