韓国代表に森保監督待望論、「日本は嫌いだけど」W杯代表GKが明かした本音

日本代表の森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「年代別代表でも一度しか負けていない。それでも森保監督を招くべきだと思うのは――」

 2010年のFIFA南アフリカワールドカップ(W杯)にも出場した元サッカー韓国代表GKのキム・ヨングァン氏(金永光、Kim Young-Kwang)がこのほど、韓国代表の次期監督に日本代表の森保一監督を招へいすべきだとの持論を展開し、注目を集めている。

 韓国メディア『エクスポーツニュース』によると、43歳のキム・ヨングァン氏は7月19日、人気YouTubeチャンネル『フィジカルギャラリー』に出演。北中米W杯グループステージ敗退によりホン・ミョンボ(洪明甫)前監督が解任され、空席となっている韓国代表監督について、「可能であれば森保監督を招へいしたい」と語った。

 その理由についてキム・ヨングァン氏は、日本サッカーが長期的な視点で強化を進めてきた点を挙げた。

「日本は100年先を見据えながら積み上げてきた。さまざまな試行錯誤を重ねてきた監督が森保監督だ。年代別代表も率いながら若い選手たちを育て、多くの挑戦と失敗を経験してきた」

 さらに、その経験こそ韓国サッカー再建のヒントになると強調した。

「私は日本の歴史も知っているし、日本は本当に嫌いだ。昔を振り返ると今でも腹が立つ。年代別代表でも10回ほど対戦して、一度しか負けていない。それでも森保監督を招くべきだと思うのは、数々の失敗や苦難を乗り越えて得たすべてのデータが、森保監督の頭の中にあるからだ」

 そして最後に、「良いところだけを学べばいい。プライドが傷つくとしても、それは捨てなければならない。今はプライドを守っている場合ではない」と訴えた。

 日本では、森保監督が2027年1月に開催されるサウジアラビア・アジアカップのあと退任することが濃厚だと報じられている。一方、韓国代表は新たな指揮官探しを進め、元日本代表でメキシコ代表を退任したハビエル・アギーレ氏が候補に挙がっていると言われる。

 韓国が新たな歴史に踏み出すため、“劇薬”とも言える森保監督招へい論まで飛び出した。宿敵・日本の現監督を推す元代表選手の発言は、大きな反響を呼んでいる。

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