【韓国メディア】「事実と異なる」久保建英ではなくイ・ガンインがアトレティコに移籍した“韓国&スポンサー支援説”に反論
2024年の欧州CLで対戦した際のレアル・ソシエダの久保建英(右)とパリSGのイ・ガンイン(左)。写真:ムツ・カワモリ/アフロ
現代自動車がスポンサー。しかし今回は、あくまでも戦力として獲得と強調。
韓国代表MFイ・ガンイン(李康仁)がこのほど、フランス1部パリ・サンジェルマンからスペイン1部アトレティコ・マドリードへ移籍を果たした。その背景を巡り、一部で浮上した「韓国サッカー協会や現代自動車の支援があった」とする憶測について、スペインメディアが否定した。韓国メディア『朝鮮ビズ』が7月28日に報じた。
イ・ガンインは今夏、パリSGからアトレティコへ完全移籍を果たした。契約期間は2031年6月までで、移籍金は各種ボーナスを含めて約4000万ユーロ(約74億円)と報じられている。
背番号はアントワーヌ・グリーズマンが着用していた「7」に決定。アトレティコは以前からイ・ガンインを追っており、ディエゴ・シメオネ監督の下での役割に大きな注目が集まっている。
そんななか、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が7月28日、イ・ガンインの移籍を巡って日本と韓国のファンの間で思わぬ議論が起きていると報じた。
同メディアは「日本ではグリーズマンの後継者として、日本代表選手が加入することを望む雰囲気があった」と説明。特にアトレティコの獲得候補として、ちょうど1年前に名前が挙がっていた日本代表MF久保建英への期待が大きかったという。
しかし、アトレティコが選択したのはイ・ガンインだった。一部の日本のSNS上では「韓国サッカー協会や現代自動車が移籍を後押ししたのではないか」「久保ではなくイ・ガンインが選ばれたのは韓国側の支援があったからではないか」といった憶測が広がったという。
しかし『ムンド・デポルティーボ』は、こうした見方について、「日本では韓国サッカー協会がイ・ガンインの移籍金の一部を負担したという推測まで出ていた。しかし、それは事実とは完全に異なる主張だ」と明確に否定している。
同メディアは、イ・ガンインがアジア市場で大きな商業的価値を持つことは認めながらも、それが移籍決定の理由ではないと指摘。パリSG在籍時には高いユニフォーム販売や知名度によってアジア市場で存在感を示していたが、アトレティコの判断は純粋な戦力面によるものだと伝えた。
また、現代自動車がアトレティコの公式スポンサーであることと、イ・ガンイン獲得は別問題だと強調している。
「現代自動車が韓国で人気の高いイ・ガンインを今後のプロモーション活動に起用する可能性はある。しかし、それがアトレティコの獲得決定を左右したわけではない」
アトレティコがイ・ガンインを評価した背景には、クラブ上層部の長年にわたる関心があったという。
スポーツディレクターのマテウ・アレマニー氏はバレンシア時代からイ・ガンインを把握しており、昨冬の移籍市場でも獲得を推進した人物だったと紹介している。今回の加入はマーケティング目的ではなく、攻撃陣の中心を担う補強として進められたものだと説明している。
なお、FIFA北中米ワールドカップ(W杯)にも出場したイ・ガンインと久保は2021シーズン、RCDマジョルカでチームメイトだった。
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