【町田 3-1 浦和】古巣対決に明本考浩「もっと、もっとブーイングがほしかった。埼スタで楽しみにしています」
明本考浩。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
昌子源が胸を張った「ウチのストロングポイントは左サイド」。後半に数多くのチャンスを作り出す
[J1 第3節]町田 3-1 浦和/2026年8月23日19:30/MUFGスタジアム(国立競技場)
J1リーグ第3節、FC町田ゼルビアが浦和レッズに3-1で勝利を収めた。町田は開幕3連勝で首位に立ち、一方の浦和は3連敗で19位。
町田の明本考浩は今夏、ベルギーのOHルーヴェンを経て町田に加入した。浦和では2021年から3年間プレーし、左サイドバックなどで主力を担った。2023年にはAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL2022)制覇にも貢献している。
それだけに、この一戦には特別な思いで臨んだという。
「チームが勝ったことがすべてです」
3-4-2-1の左ウイングバックでフル出場した明本は試合後、そう頷いた。
「特別な試合になりました。自分自身、気合いも入っていました。ゴールを決めたかったですけど、本当にチームが勝てたことがすべてです」
昌子源は「ウチのストロングポイントは左サイド」と胸を張っていた。最終ラインでは中山雄太が支え、その前で明本と相馬勇紀が仕掛けるサイドアタックはこの日、後半に入ると一段と冴えた。そこから町田は数多くのチャンスを作り出していった。
明本は試合の流れについて、次のように振り返った。
「前半は相手のペースに合わせすぎたし、自分たちのもっとボールを保持する時間が必要でした。それも後半に入り修正できて、頑張ってタメを作ろうとしました。そこで何回かいいシーンを作れたので、これを前半からやっていきたいです」
試合前の選手紹介で明本の名前がコールされると、浦和サポーターから“熱い”ブーイングが飛んだ。ただ、まだ選手がピッチに登場する前だったこともあり、明本は「あまり聞こえてこなかったので、もっともっと欲しかったです」とうそぶいた。
試合中にも明本がボールを持つとブーイングが飛んだ。それでも本人は、「もっともっと欲しかったですけれどね、埼スタで楽しみにしています」と、さらなるプレッシャーを歓迎した。
「自分自身、本当に成長させてもらったクラブ。もっと成長した姿を見せたいです。特別でしたし、勝てたことは嬉しかったですし、対浦和ということ、自分自身も気合いが入っていたので、チームが勝てて良かったです。もっともっとゴールに貪欲に行きたかったです」
国立での古巣との一戦で、価値ある勝点3をつかんだ。古巣への感謝は変わらない。ただ、ピッチに立てば、一心に勝利を目指す。次の埼玉スタジアムでの対戦では、明本が希望する「もっともっと」のブーイングが待っていそうだ。
関連記事
【浦和レッドダイヤモンズ】山根視来&瀬古樹、確かに補強ポイントだが…。オセロで例えると、すでにカドを奪われているような
【元サッカー日本代表 原口元気インタビュー・後編】ベールスホット移籍は“当たり”。自然体で向き合う今、「サッカーは本当に楽しい」。浦和からの移籍の経緯、ポープ・ウィリアムとのいい関係
【FC町田ゼルビア】パリ五輪日本代表FW藤尾翔太がチーム離脱、移籍へ「手続きと準備」。浦和戦後にスタンド周回、現在の推定市場価格は…




