松本山雅の神田社長が南信へのホームタウン拡大に意欲「昇格をキッカケに」

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J2松本山雅FC

サカノワスタッフ

松本山雅のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

J1昇格に備えて種まき。来年は「花開く」ときに。

[J2 42節] 松本 0-0 徳島/2018年11月17日/サンプロアルウィン

 松本山雅FCを運営する株式会社松本山雅の神田文之社長はJ1昇格とJ2優勝を決めた徳島ヴォルティス戦のあとメディアに対応し、来季のホームタウン拡大への意欲を示した。

「私自身、社長を始めたのがJ1のシーズン(2015年)だったので、まずそこに辿り着かないとスタート地点に立てていないと、個人的にずっと思ってきました。改めてスタート地点に立てると思っています」

 そのように神田社長は覚悟を示した。そして巨額のDAZNマネーをはじめとする大型スポンサーの支援などにより、多くのクラブの事業規模が一気に拡大し、環境が激変したJ1リーグで戦うための考えを次のように語った。

「クラブとしては、これまで言ってました『踊り場』からの脱却、第二次成長という局面を迎えるため、これまで堪えながらも膝を交えて学んできました。その成果を来年表わすため、この数年取り組んできたつもりでいます。皆さんにその成果を来年伝えられればいいなと思っています」

 神田社長はすでに「種まき」をしながら、具体的に動いてきたと説明する。

「まさに次のステップに向けての資金調達と言いますかクラブでも練ってきて、少し布石は打ってきました。来年、一歩ジャンプアップできるように、いろいろな種まきはしてきたつもりでいます。詳しい発表はまだですが、スポンサー様からの支援もそうですし、ファン・サポーターに応援していただくことを含めていろんな形で山雅ファミリーの絆を強く広げていくやり方がもっとあるのかなと、そこを表現していきたいと思います」

 そして、具体的に下部組織の強化、さらにこれまでもつながりを強めてきた、南信地域へのホームタウン拡大について意欲を示した。

「J1に昇格するキッカケで行政や地元など地域の方にご理解をいただいて、クラブ単体では難しいと思うので、力を借りるチャンスにしたい想いはあります。同時に育成にも、これからもずっと継続して、まだまだ足りないので、力をかけていきたいです。J1昇格を大きなキッカケに、地域を巻き込めるチャンスだと思っています。信濃を中心に種まきしてきたことをキッカケに、ホームタウンを南信に広げていきいたい想いはあります」

 松本の現在のホームタウンは、長野県松本市、塩尻市、山形村、安曇野市、大町市、池田町、生坂村だ。来季は二度目のJ1挑戦。前回2015年とはやや異なり、これまでクラブとしてさまざまな準備をしてきたことが、いろいろ形で「花開く」か。その取り組みの広がりも含め、松本の挑戦が始まる。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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