長友、室屋に続け!東福岡高の攻撃的SB中村拓海がFC東京入り内定
FC東京のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今年U-17、U-18日本代表に選出。ボランチこなすユーティリティ性も備える。
FC東京は11月22日、東福岡高校の中村拓海選手の来季新加入が内定したと発表した。
ポジションはDF。2001年3月16日生まれ、大分県出身。177センチ・65キロ。O型。現在、東福岡高の3年生。今年、U-17日本代表とU-18日本代表に選ばれている。
タイミングの良いオーバーラップと、正確かつ多彩なクロスでチャンスを演出する攻撃的サイドバック。90分間アップダウンを繰り返す豊富な運動量や、サイドバックのみならずボランチもこなせるユーティリティ性も特長に挙げられる。
中村は次のようにコメントしている。
「このたび、FC東京に加入することになった中村拓海です。一つの目標であったプロサッカー選手になれることをとても嬉しく思います。これからも日々精進を重ねて、タイトル獲得に貢献できるように頑張ります」
東福岡高出身のサイドバックといえば、その後、明治大を経てFC東京に加入した長友佑都(現・ガラタサライ)がいる。そして現在のFC東京の不動の右サイドバックは、日本代表の室屋成(青森山田高→明治大→FC東京)である。まず、中村にとって、室屋が目標の存在となる。左サイドバックの太田宏介を含め、FC東京はサイドバックの人材の宝庫とも言え、その輩出してきた日本代表の先輩たちに続きたい。
今年一気に成長を遂げて注目を集めた中村が、プロの世界でどのように飛躍を遂げるのか、今から楽しみだ。東福岡高は12月30日に開幕する97回全国高校サッカー選手権に出場し、3大会ぶり通算4度目の優勝を目指す。中村のプレーにも注目が集まる。
文:サカノワ編集グループ