サプライズ!トーレス相棒のクエンカが仙台に完全移籍「数多くの勝利をお届けします」
イサック・クエンカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
鳥栖ではJ1残留に貢献、6ゴールを奪取。
サガン鳥栖のMFイサック・クエンカが、ベガルタ仙台に完全移籍することが決定した。両クラブが12月29日、正式に発表した。
クエンカのフルネームは、フアン・イサック・クエンカ・ロペス。1991年4月27日生まれ、スペイン出身、28歳。179センチ・68キロ。これまでのキャリアは、CFレウス(スペイン) ― FCバルセロナB(スペイン) ― CEサバデル(スペイン) ― バルセロナ(スペイン)→アヤックス・アムステルダム(オランダ) ― バルセロナ(スペイン) ― デポルティーボ・ラ・コルーニャ(スペイン) ― ブルサスポル(トルコ) ― グラナダCF(スペイン) ― ハポエル・ベエルシェバFC(イスラエル) ― レウス(スペイン) ― 鳥栖。
バルセロナではアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)とともにプレーした経験があり、 フェルナンド・トーレスの相棒として2019シーズンに加入。日本初挑戦の今季はJ1リーグ29試合・6得点、ルヴァンカップ3試合・0得点を記録し、J1残留に貢献した。
クエンカは鳥栖のファンへ、次のように感謝の思いを伝えている。
「1年という短い間でしたが、サガン鳥栖の一員として共に闘えたことをとても光栄に思います。
どんな難しい状況でも支え続けてくれたサポーターの皆さん、選手、スタッフの皆さんには心から感謝しています。
今後のサガン鳥栖の成功を祈っています。
ありがとうございました」
一方、仙台のファンには、次のようにあいさつをしている。
「ベガルタ仙台ファミリーの皆さま、はじめまして。イサック・クエンカです。
数多くの勝利をお届けし、2020年が素晴らしいシーズンになるようにベストを尽くします。
これから応援よろしくお願いいたします」
鳥栖ではファンタジスタと言えるプレーを随所で見せ、ゴールをもたらしてきた。戦術家である木山隆之新監督のもと、どのような輝きを放つのか――。クエンカが2020年、今度はユアテックスタジアムのサポーターをその一挙手一投足で魅了する。
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