【鹿島】西大伍が最終節の鳥栖戦で”あの選手”とユニフォーム交換に成功
鹿島アントラーズの西大伍。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
二人の嬉しそうな写真をインスタグラムに投稿。
鹿島アントラーズのDF西大伍が12月1日のJ1・リーグ最終節のサガン鳥栖戦のあと、SNSのインスタグラム(アカウントは、daigonishi22)を更新し、フェルナンド・トーレスとユニフォーム交換した様子を伝えた。
西が鳥栖の9番と「TORRES」と記された白のセカンド、そしてF・トーレスが鹿島のファーストユニフォームに22番と「DAIGO」と記された赤のファースト、それぞれのユニフォームを手にして、なんとも嬉しそうなツーショット写真に収まっている。
鹿島はホームでの最終戦で勝利を収められなかったものの3位で来季プレーオフからのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得、同大会連覇という野望につなげた。序盤戦で低迷しながらしっかり挽回し、しっかりノルマは達成したと言えそうだ。一方、鳥栖はこの試合で勝点1を積み上げてJ1残留に成功。金明輝監督の就任後、3勝2分の無敗で17位から脱して、非常に困難と見られたミッションをやり遂げた。
それぞれにとって記憶に刻まれる一戦となっただけに、清々しい表情を浮かべている。また西は「トーレスさんありがとうございます(彼は僕の少し後ろにいます僕の顔がでかいわけではありません)」とメッセージを書き込み、トーレスの”小顔ぶり”にも驚いていた。
鹿島アントラーズは12月5日19時から、県立カシマサッカースタジアムで天皇杯準決勝・浦和レッズと対戦する(今回はメインスタンドから見て左ベンチが浦和、右ベンチが鹿島と、普段とは逆になる)。
鹿島は天皇杯優勝できれば、ACLグループステージ本選からの出場権を獲得できる。興梠慎三や武藤雄樹らを温存した浦和はベストメンバーを組んできそうだが、鹿島はどのようなメンバーで? 西の出場はあるのか? 21冠目獲得へ――もう一度、鹿島が一丸となり気を引き締め直す。
文:サカノワ編集グループ