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鳥栖全選手が決める2018チームMVPは権田修一!

チームメイトに感謝する一方、「本当は僕が選ばれてはいけない」。

 インターネットライブ配信によるサガン鳥栖「2018シーズン報告会」が12月4日に行われ、鳥栖の全選手が一堂に会し、サポーターの質問やインタビューに答えながら、1年間を振り返った。

 高橋秀人と三丸拡の司会コンビによる軽妙なやりとりのなか、選手たちはそれぞれが感じてきた思いとともに、来季への抱負を語っていった。最後は全選手が一人一票を投じる形で2018年のチームMVPを選出。

 選ばれたのは――GK権田修一だった。

 今季リーグ戦は全34試合フル出場。とりわけ負けなしを記録した最後の5試合のうち、ラスト4試合中3戦を無失点で切り抜けてみせた。どうやらフェルナンド・トーレスも権田に一票を入れたそうだ。

 あいさつに立った権田は次のように熱く語った。

「みんなのお陰です。ただ、サガン鳥栖が強くなっていくためには、ゴールキーパーがこの賞を獲らないようなチームにならないといけない。三丸選手が出たら絶対に負けないとか、そういったことも大切です。僕は高橋秀人選手に票を入れましたが、あれだけ気を利かせて、いろんなところで攻守両面で活躍してくれました。そういったみんなのお陰です」

 さらに続けて、来季への願望を語った。

「残留争いをしてキーパーがこの賞をいただくのは、変な話、普通です。来年はサガン鳥栖が優勝争いをして、FWの選手で、10点、15点、18点と取って、誰がMVPなんだろう、と。そういうチームになれれば、いいのではないかなと思います。ただ、皆さん有難うございます。本当に嬉しいです」

 権田はそのようにチームメイトに感謝。一方で、来季――2019シーズン、さらなる飛躍を誓って締め括った。

文:サカノワ編集グループ

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