【浦和】4年間在籍したズラタンが退団「皆さんはベストサポーターでした」
天皇杯決勝のあとの優勝セレモニーで笑顔を浮かべるズラタン。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
特に思い出深いシーンに、ACL優勝の瞬間を挙げる。
浦和レッズは12月13日、ズラタン(ズラタン・リュビヤンキッチ)の今季限りでの契約満了に伴う退団を発表した。
ズラタンは1983年生まれ12月15日生まれの34歳。スロベニア出身。186センチ・80キロ。これまでのキャリアは、スロヴァン(スロベニア)―NKドムジャレ(スロベニア)―KAAゲント(ベルギ ー)―大宮アルディージャ―浦和レッズ。スロベニア代表48試合出場6得点(2010年南アフリカ・ワールドカップ3試合出場1得点)。
ズラタンは次のようにコメントしている。
「浦和に関わるすべての方に感謝しています。
素晴らしい4年間でした。ファン・サポーターの皆さんとチームメートと、とても誇らしい時間を過ごすことができました。
浦和レッズで達成できたものについては、とても嬉しく思っています。私はクラブを離れますが、来シーズンのチームの活躍と成功を心から祈っています。
初めて浦和で出た試合、タイトルが懸かった試合というのはすごく良い思い出として残っていますし、自分の人生にとってかけがえないものです。特にACLで優勝できた瞬間は何よりも素晴らしいものでした。
このクラブで過ごした毎日が特別な日々で、家族は浦和の街をとても好きでしたし、私自身もすごく好きで、とても楽しく過ごすことができました。息子は大の浦和レッズファンです。浦和のファン・サポーターはクラブにとってとても特別なものです。すべての選手が、この大きなファン・サポーターの前でプレーすることを誇りに思っています。
ゴール裏で鼓舞してくれるサポーターの存在が、選手たちにさらなるエネルギーを与えてくれたことに感謝しています。それが浦和と他のクラブと比べたときに一番の違いです。私にとってもあなたたちはベストサポーターでした」