鎌田不発。雹が降る中、シント=トロイデン6戦ぶり敗戦
ロケレン戦に途中出場したシント=トロイデンの遠藤航(左)。(C)STVV
アジアカップ日本代表選出、冨安はフル出場、遠藤は途中出場。
[ベルギーリーグ 18節] ロケレン 2-0 シント=トロインデン/2018年12月15日/ダクナム・スタディオン
シント=トロイデンが最下位のロケレンに敗れ、10月31日から続いていた公式戦負けなしが止まり、リーグ6試合ぶりの黒星を喫した。冨安健洋、鎌田大地はフル出場。遠藤航は途中出場でピッチに立った。
小粒の雹が降る極寒のなか、過去5試合リーグ戦勝ち星なしと相性の悪いロケレンを、今回もなかなか攻略できない。逆に一瞬の隙を突かれてゴールを許し、シント=トロイデンが0-2で敗れた。
前節のスタンダール・リエージュ戦でリーグ通算10得点目を決めた鎌田は、今回ノーゴールに終わった。また、冨安と遠藤の二人は1月に開催されるUAEアジアカップの日本代表メンバーに選出。このあと年内はカップ戦を含め3試合を行い、日本代表に合流する。
遠藤は試合後、次のように語った。
「今日はどちらかというとシャドーに近いポジションだったので、できるだけ攻撃に絡むことを意識していました。今日のようにプレッシャーを掛けられた時の選手の一人ひとりの立ち位置は意識してやっていかなければいけない。それを剥がせればチャンスになれる感じでもありました。
後半はそこまで悪くなく、流れは自分たちに来て押し込む展開でもあったので、そこで一発取れるかどうかというゲームでした。逆に2点目を与えたのは課題が出たと思っています。
相手が中盤はシンプルにマンツーマン気味で抑えてきたので、(STVVは)早く離していかないと剥がせない。アンカーが一人で両脇を抑えるのは難しいので、できるだけアサモア選手をサポートするポジショニングは常に取らないと。試合に出たならば結果を残さなければいけない」
文:サカノワ編集グループ