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【リバプール】遠藤航の復帰は? フラーフェンベルフも負傷…22日にCLで堂安律のフランクフルトと対戦

遠藤航 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

プレミアリーグ4連敗、バランスを失う。

[CL LF3節] フランクフルト-リバプール/2025年10月23日(現地22日)/ドイチェバンク・パルク

 イングランド・プレミアリーグのリバプールFCは10月19日、マンチェスターユナイテッドに1-2で敗れ、プレミリーグ4連敗を喫した。そして日本時間23日4時からはUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ(LF)3節、アウェーで日本代表MF堂安律の所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦する。

 ただ、リバプールの負の連鎖が止まらない。

 マンチェスター・ユナイテッド戦の61分、ライアン・フラーフェンベルフが足首を捻挫し、カーティス・ジョーンズとの交代を余儀なくされた。結果的に、このアクシデントも影響して、勝負どころの84分、ハリー・マグワイアに決勝点を決められた。

『リバプール・コム』によると、アルネ・スロット監督は試合後の記者会見でフラーフェンベルフの状態について、週明けの精密検査の結果を待ちたいとコメントしたという。一方、「中盤には良い選手が揃っている」とも強調している。

「また2日挟み試合(フランクフルト戦)をしなければならない。前回のインターナショナルマッチウィーク明けと同様、7日間で3試合だ。選手たちが回復する時間はない。前向きな点を挙げるならば、良いミッドフィールダーが複数いるということだ」

 ただし、待望される守護神アリソンの復帰については、 「いつも言っているように、リハビリの最終段階は常に良い点もあるが、マイナス面も起こる可能性があるため、言及するのがとても難しい」として、まだ時間はかかる見込みのようだ。

 また同メディアは遠藤航について、「チェルシー戦でのアクシデントにより離脱したワタル・エンドウは、今回も欠場。復帰時期は明らかにされていない」として、いずれにせよメンバー入りできても、当面は限定的な出場になると予想している。

 スロット監督は「プレミアリーグで負けた3試合全て、後半には信じられないほどのチャンスを作れています。自分たちがやっていることを続け、いくつか少しずつ良くできれば、再び勝ち始められると期待できます」とも語る。あと少しのところが噛み合えば挽回できるはずだと主張している。

 一方でフランクフルト戦に向けて、指揮官は「水曜の夜、再び8回、9回、10回とオープンなチャンスを作れる約束はできない。そう願ってはいるが、選手たちが揃えば、最終的にはもっとゴールを決めることにつながるだろう」と、やや弱気な発言もしている。

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 週末にはブレントフォードFCとのゲームが組まれる。狙うはアウェー2連戦での連勝。この試練を乗り切り、波に乗りたい。