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日本代表DF冨安健洋フル出場、サラー封印!アーセナルがリバプールに2年ぶり勝利

アーセナルがリバプールに勝利!マルティネッリ(中央下)のゴールを祝福する冨安健洋(右)。(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

終盤はストッパーで締める。レッズはルイス・ディアスの負傷交代が響く。

[プレミアリーグ 10節] アーセナル 3-2 リバプール/2022年10月9日16:30(日本時間10日0:30)/エミレーツ

 イングランド・プレミアリーグ10節、アーセナルFCがリバプールFCに3-2の勝利を収め、首位をキープした。アーセナルの日本代表DF冨安健洋はリーグ今季初スタメンで、左サイドバックに入りフル出場を果たした。

 冨安はエジプト代表FWモハメド・サラーとマッチアップするとともに、状況に応じてセンターバック的に最終ラインをフォローするタスクを担う。

 開始1分、ガブリエウ・マルティネッリのゴールで、ホームチームが先制に成功。それでも34分、アーセナルの左サイドに流れたルイス・ディアスのクロスをダルウィン・ヌニェスに合わされ、ポルトガル代表コンビにより同点とされる。

 ただ、アーセナルにとって危険人物だったルイス・ディアスが負傷により交代に……。するとパワーバランスもやや傾き、前半終了間際、カウンターからイングランド代表FWブカヨ・サカのゴールが決まり、再びガナーズが勝ち越す。

 53分に交代出場のロベルト・フィルミーノ弾で同点に追い付かれるものの、76分、サカがPKを決めて、アーセナルが三度(みたび)勝ち越しに成功! 

 冨安はフル出場。対峙したサラーも途中交代に追いやった。試合終盤には3バックの左ストッパーに入り、パワープレーでオランダ代表DFファン・ダイクも前線に上げてきたレッズの猛攻を食い止めてみせた。アーセナルのリバプール戦勝利は実に2年ぶりだ。

 ミケル・アルテタ監督も慎重に起用してきた、今季これまで負傷明けの冨安だが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のFKボデ/グリムト戦(〇3-0)に続き、中2日でフル出場。ケガの再発だけは避けたいところだが、改めて存在感を示している。

 アーセナルは今週、ELではホームにてボデ/グリムト、プレミアリーグではアウェーでリーズ・ユナイテッドFCと対戦する。

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