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【藤枝-松本】「金もらってんのか」ベンチから?主審へ90分通じて暴言。家本氏が苦言「チーム関係者であれば何らかの対応を」

(C)SAKANOWA

80分には須藤大輔監督に「異議」でイエローカード。

[J328節 ]藤枝 1-0 松本/2022年10月9日13:04/藤枝総合運動公園サッカー場

 J3リーグの終盤戦で迎えた上位対決、藤枝MYFCが榎本啓吾のゴールで松本山雅FCに1-0の勝利を収めた。J2への自動昇格圏である2位鹿児島ユナイテッドFC(勝点58)とは、藤枝が1ポイント、松本が5ポイント差。

 この試合、ほぼ90分を通じて、主審への文句であり暴言が繰り返され、それがDAZNで中継された。また藤枝の須藤大輔監督は「異議」によりイエローカードを受けている。

 ちょうど68分に差し掛かる時間帯、藤枝のチャンスを松本のGKビクトルが守り切ると、「金もらっているのか!」という暴言も聞かれた。

 これには元国際審判員の家本政明氏がツイッター(@referee_iemoto)で苦言を呈した。家本氏は「藤枝v松本戦。聞き捨てならない言葉が集音マイクを通じてたくさん聞こえてきたがどなたが発しているのだろうか。68分頃には『金もらっているのか!』という声もはっきりと聞き取れる。これがチーム関係者であったなら、なんらかの対応をして欲しい。フットボールの価値を傷つけるとても悲しい言葉だ」と、Jリーグに対応を求めている。

 実際、これだけでなく「どこを見ているんだ、お前」「そりゃあ荒れるよ」「見ていねえんだって」など、主審への不平・不満を叫ぶ声が頻繁に聞かれる。ベンチからだろうか……。せっかくの上位決戦の熱戦に泥を塗る、耳にしたくない言葉ばかりだった。

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