久保建英が語る鎌田大地との息の合った絶妙アシスト「狙い通りとはいかなかったけど、意図は合っていました」。日本代表がボリビアに3-0快勝
ボリビア戦で鎌田大地の先制点をアシストした日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
開始4分、「けっこう珍しく余裕があったので――」
[キリンチャレンジ杯]日本代表 3―0 ボリビア代表/2025年11月18日19:15/国立競技場
北中米ワールドカップ(W杯)まであと6か月と迫ったキリンチャレンジカップ11月シリーズの第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が鎌田大地、町野修斗、中村敬斗のゴールで、ボリビア代表に3-0の勝利を収めた。森保一監督の国際Aマッチ通算100試合目を白星で飾った。
久保建英は3-4-2-1の右シャドーで先発し、67分までプレー。開始早々の4分、右サイドから利き足とは逆の右足で絶妙なクロスを放ち、鎌田大地の先制点をアシストした。
「けっこう珍しく余裕があったので、あまりスピードを上げずに。鎌田選手が入ってきているのが見えて、ボールの質としてはあまり速いボールだと、あそこからはダイレクトでは無理だと思い、トラップしてもらえるようなボールを蹴って。思っていたようなプレーをしてくれた彼が素晴らしかったです」
そう日本の背番号20は、ゴールを決めた鎌田を称賛。そのゴールを引き出したのは――ボランチの位置から飛び込んできた鎌田のポジショニング、ボリビアDF陣の状況、ゴールまでの距離、すべてを一瞬で判断した久保のクロスだった。
ボリビアのプレッシャーがそこまで強くなかったこともあったものの、「狙い通りとはいかなかったけど、意図は合っていました」という、ゴールへの道筋を共有し合って生まれたゴールとなった。
ちなみに鎌田の位置を見ながら正確なクロスを放ったが、「普段はボールを見ないで蹴っています」ということだ。
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久保はこのあとスペインに戻り、レアル・ソシエダの一員として、11月23日2時30分からCAオサスナと対戦する。




