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元磐田&札幌FWジェイの日本代表考察が面白い「メンタリティに問題」「忠誠が強すぎる」。W杯スペイン戦へ、元イングランド代表は森保ジャパンをどう見る!?

久保建英(左)とジェイ(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

高いレベルにある所属クラブで結果を残している、三笘薫、久保建英を先発で起用すべき!

[カタールW杯 E組 第3戦] 日本代表 – スペイン代表 /2022年12月1日22:00(日本時間2日4:00)/ハリーファ国際スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第3戦、日本代表は12月1日(日本時間2日午前4時から)スペイン代表と対戦する。FIFAランキングはスペイン7位、日本24位。

 この試合を前に、ジュビロ磐田と北海道コンサドーレ札幌で活躍した元イングランド代表FWジェイ・ボスロイドが、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨んでいる日本代表について自身の見解を示した。

 Jリーグでは2015年から2021年までプレー。クラブ数が増えてくなかJ1リーグ最多来場者数を記録した2019シーズン、さらにその後のコロナ禍での2年間の厳しい時代など、その様々なシーンを日本で体験し見つめてきた。FC東京時代の久保建英とも対戦し、当時17歳のレフティに「世界一の選手になれる」と太鼓判を押していたのも記憶に新しい。

 そんなジェイが12月1日、『スポルティングニュース』で森保ジャパンや日本サッカーの課題について、自身の見解を示している。

 元イングランド代表ストライカーは、日本代表がアルゼンチンやブラジルといった強豪とは好ゲームをするものの、タイ(W杯に出場していない東南アジア勢の例として)には苦戦してきたと振り返る。そこで、日本人が「忠誠」を重んじるところに、「メンタル的な課題を感じる」と指摘している。

「(森保一監督は)これが最後のワールドカップになるかもしれない。だからこそ出場時間を与えたいと考えている気がする。そのように忠誠を重んじる空気が強すぎるように思える。調子のいい選手を選ぶべきなのに」「(コスタリカ戦は)三笘、久保、浅野、そして鎌田大地と選手が揃って出場すれば、より圧倒できた」

 つまり畳み掛ける、凌駕する、ねじ伏せる……日本はそういった迫力こそが肝心な時に発揮されない。しかもプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCでレギュラーを獲得した三笘薫が“スーパーサブ”であることに、疑問を投げ掛けている。客観的に見てもピッチで結果を残しているベストプレーヤーを、先発でしっかり起用すべきだ。ジェイはそのように主張している。

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