南野はCLでメンバー入り?移籍後初のリーグ戦ベンチ外。リバプール17連勝達成
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
マネら復帰し、最下位ノリッジに1-0辛勝。明日アトレティコ・マドリード戦!
[CL 決勝T1回戦-1st] A・マドリード0–1 リバプール/2020年2月18日(日本時間19日5:00)/ワンダ・メトロポリターノ
リバプールFCは2月16日のイングランド・プレミアリーグ26節、アウェーでノリッジ・シティFCに1-0の勝利を収め、リーグ17連勝を飾り、2019年1月から続くリーク戦の無敗記録を43(38勝5分)に伸ばした。リーグ2試合連続出場が期待された日本代表FW南野拓実だったが、ケガから復帰したサディオ・マネとジェームズ・ミルナーがベンチ入りしたこともあり、リーグ戦ではリバプール移籍後初めてメンバー外になった。
リバプールはプレミアリーグ25勝1分(61得点・15失点)の勝点76。2位のマンチェスター・シティとの勝点差を暫定で「25」に広げた。
試合は前半からノリッジの引いた守備ブロックをなかなか崩せず苦労を強いられたものの、78分、中盤から送ったロングボールに途中出場のサディオ・マネが反応。トラップしながら反転し、ゴール左隅に見事なボレーシュートを決め、待望の先制点を奪取。その1点を守り切り、1-0の無失点勝利を収め、リーグ3試合連続のクリーンシートを記録した。
リバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後のインタビューで次のように語った。
「前半はロングボールを少し使い過ぎ、フォーメーションが適切でなかったためセカンドボールをなかなか拾えませんでした。ハーフタイムに修正し、後半はパフォーマンスも改善され、カウンター・プレスも上手く機能しました。途中からサディオ・マネをはじめクォリティの高い選手を起用できて大きな助けとなりました。ケガ明けで一定の時間プレーできたので、マネにとって今日はパーフェクトなゲームだったと思います」
後半に問題点が改善し、怪我から復帰したマネが一定時間プレーしたことに一定の満足をしている様子だった。
この試合で南野はベンチ入りできなかったが、ミッドウィークにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントが始まる。リバプールはこの試合から中2日で2月18日(日本時間19日5:00)、スペイン1部のアトレティコ・マドリードとアウェーでのファーストレグに臨む。
ユルゲン・クロップ監督はこのアトレティコ戦で南野をメンバーに入れるのか? 南野のリバプールでのチャンピオンズリーグデビューなるかも注目される。
またリーグ戦では、次節24日(日本時間25日5:00)にホームでウェストハム・ユナイテッドFCと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]