【Jベスト11】ファン・ウィジョが韓国から感謝「G大阪に関わる全ての人のお陰」
ガンバ大阪時代のファン・ウィジョ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
破竹の9連勝を牽引、得点ランキング3位の16ゴールを奪う。
今季の各賞を表彰するJリーグアウォーズが12月18日に横浜アリーナで開催され、ベストイレブンにガンバ大阪のファン・ウィジョが選ばれた。G大阪からは唯一の選出。
2位のサンフレッチェ広島をはじめ、5位の浦和レッズ、6位のFC東京、7位のセレッソ大阪、8位の清水エスパルスから選ばれないなか、9位とはいえ後半戦の破竹の9連勝を牽引した活躍ぶりが評価されての受賞となった。
ファン・ウィジョの今季成績はリーグ27試合16得点、ルヴァンカップ6試合5得点。選手や監督からの投票で選ばれるベストイレブン。後半戦の圧倒的なパフォーマンスと得点ランキング3位となる16ゴールを奪ったことが評価された。
現在は来年1月5日に開幕するアジアカップに臨む韓国代表の蔚山合宿に参加中で、今回の表彰式には出席できなかった。そのなかで、ファン・ウィジョは次のようにG大阪の広報担当を通じて喜びのコメントを届けた。
「このたびは名誉な賞を受賞し、とても光栄に思います。
この賞は自分だけではなく、ガンバ大阪に関わる全ての人のおかげで受賞することができました。
これからも、もっと一生懸命頑張ります。ありがとうございました」
アジアカップのメンバーは明日の合宿終了後に発表され、ファン・ウィジョは順当にいけば選出されそうだ。プレミアリーグのトッテナムに所属するソン・フンミンが欠場、または大会途中からの参加となる見込みで、ファン・ウィジョには韓国を牽引する活躍が求められる。日韓対決が実現すれば、もちろん盛り上がるに違いない。ファン・ウィジョにとって、来年はいきなり大きな注目を集める戦いが待っている。
文:サカノワ編集グループ