大迫勇也×北川航也アジア杯データ検証。「18分→11本」、「72分→14本」

日本代表の北川航也(右)が生きるのであれば大迫勇也(左)との「2トップ」起用か。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

日本対ベトナム戦でパスをつないだ本数。北川の特長を生かすのであれば――。

[アジアカップ 準決勝] 日本 – イラン/2019年1月28日18時(日本時間23時)/ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアム

 UAEアジアカップ準決勝の日本代表対イラン代表戦が1月28日の夜に行われる。大迫勇也のグループステージ初戦のトルクメニスタン戦以来の先発復帰が確実視され、それによるチーム全体の相乗効果も期待される。

 準々決勝の日本対ベトナム戦(〇1-0)。その大迫が72分に北川航也と交代出場し、すぐさまチームの攻撃を活性化させた。

 それは数字のうえでも実証されていた。

 パスをつないだ本数を見ると、72分間出場した北川は「14本」、18分間のみ出場した大迫は「11本」。つまり1回パスを通すのに、北川は5分間以上かかり、大迫は1分と少しだった。

 なかなかボールが収まらず前をなかなか向けなかった北川、すぐに攻撃のテンポを上げた大迫。それはそんなデータからも分かる。

 また、ふたりのパス方向は次の通り。

 上の図1が北川、下の図2が大迫。

図1)ベトナム戦での北川のパス方向。縦へのパスは1本しか放てなかった。※AFCまとめ
図2)ベトナム戦での大迫のパス方向。味方が前へ向かえるように放たれている。※AFCまとめ

 矢印自体の長さが異なり、大迫はパスの受け手が前へ向かえるように配慮されていることが感じられる。

 北川は本来1トップのタイプではない。ただ、起点としてのプレーのクオリティの差は、こうしたデータからもはっきり分かる。

 北川は「軸」がいるとより生きるタイプだ。もしも北川に途中出場の機会を与えられるのであれば、キリンチャレンジカップで結果を残したように、トップ下など2列目、もしくは大迫との2トップ起用など面白いかもしれない。

文:サカノワ編集グループ

Ads

Ads