アジア杯最年少弾の堂安律「大事な3点目を決められて良かった」
日本代表の堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ターンから左足を振り抜く。「前半からシュートが少ないと感じていた」
[UAE アジアカップ GS1節] 日本 3–2 トルクメニスタン/2019年1月9日/アルナヒヤーン・スタジアム
日本代表のMF堂安律が1月9日のトルクメニスタン戦で、貴重な3点目のゴールを決めた。これが20歳の堂安が決めた日本の同大会最年少ゴールとなった。
後半に入って一段と積極性の増した日本は、大迫の2ゴールで2-1と逆転に成功。さらに畳みかけるように、71分、堂安がターンから左足を振り抜き、リードを広げる3点目を叩き込んだ。その後PKで1点を奪われただけに、価値ある得点となった。自身にとって国際Aマッチ2ゴール目だ(6試合出場)。
堂安は「前半からシュート数が少ないと感じていて、後半、思い切って打っていったことが結果につながりました。前半は僕を含めてチーム全体的にクオリティが低かった。試合展開的にきついなと感じていたので、大事な3点目を決められて良かったです」と、結果的に決勝点となった一撃を喜んだ。前半の先制点は堂安のミスパスから決められていただけに、それを帳消しにするような一仕事でもあった。
そして中3日の13日にはオマーン戦を迎えるが、堂安は気を引き締めていた。
「初戦しっかり勝点3を取れたことは良かったですし、2試合目は今日よりも良くなるようにしっかり改善していきたいと思います」
20歳のレフティが苦しみながらも「結果」を残してチームを助け、一歩を踏み出した。
文:サカノワ編集グループ