【パリ五輪 サッカー日本代表】斉藤光毅が圧巻の技連発、パラグアイに5-0大勝発進
パリ五輪初戦、日本代表の中でも特に輝きを放った10番・斉藤光毅。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
三戸舜介、藤尾翔太それぞれ2ゴール。
[パリ五輪 D組 第1戦]日本代表 5-0 パラグアイ代表/2024年7月25日2:00(現地24日19:00)/スタッド・ドゥ・ボルドー
開会式に先駆けてスタートしたパリ・オリンピックの男子サッカー・グループステージD組の初戦、日本代表(U-23日本代表)が三戸舜介と藤尾翔太の2ゴール、山本理仁のミドルで、パラグアイ代表に5-0の勝利を収めた。パラグアイは25分と早々に一発レッドカードで退場処分になり、日本が数的優位で試合を進めた。ただ、そのファウルで足首を負傷した平河悠が担架で運ばれ、途中交代を余儀なくされている。
16チーム中唯一24歳以上のオーバーエイジの採用を見送った日本だが、立ち上がりのピンチを凌ぐと、徐々にリズムを掴む。すると19分、斉藤光毅の縦パスから、オーバーラップした大畑歩夢がマイナスに折り返す。そしてフリーで受けた三戸が右足でゴールネットに突き刺す!
そして試合の分岐点となったのが23分のワンプレーだ。パラグアイの10番ワイルダー・ビエラがアフター気味で平河悠の足首を踏みつける。主審はVARの介入を経てOFRでチェックし、ビエラにレッドカードを提示した。日本は数的優位に立ち、南米予選1位チーム相手に大きなアドバンテージを得た。
ただ平河はプレー続行できず。34分、ピッチに座り込むと担架で運び出され、佐藤恵允との交代を余儀なくされた。
後半に入ると、しばらく10人のパラグアイに押し込まれる展開に。そのなかで、『10番』斉藤が技ありのフェイクで相手を抜き去ってクロスを放ち、これを三戸がヘッドで叩き込み、日本に2点目をもたらす。
さらに再び斉藤を経由しての山本弾、そして途中出場の藤尾が細谷真大のスルーパスからの抜け出しなど2ゴールを奪ってみせた。
最後は西尾隆矢が左サイドバックでもテストされて、無失点で試合終了に。日本が5-0で快勝スタートを果たした。
チームはこのあと中2日で、マリ代表、イスラエル代表と対戦する。
日本のメンバーは次の通り。
▽パリ五輪 サッカー日本代表(U-23日本代表 )
▼スタメン
GK
1 小久保玲央ブライアン
DF
4 関根大輝
5 木村誠二
15 高井幸大
16 大畑歩夢
(80分 3 西尾隆矢)
MF
8 藤田譲瑠チマ
7 山本理仁
(73分 6 川崎颯太)
14 三戸舜介
(73分 9 藤尾翔太)
FW
10 斉藤光毅
(73分 13 荒木遼太郎)
11 細谷真大
17 平河悠
(34分 18 佐藤恵允)
▼ベンチメンバー
GK
12 野澤大志ブランドン
DF
2 鈴木海音
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▼監督
大岩剛